2019(平成31)年2月21日訪問
1915(大正4)年、小倉鉄道により開業。
香春岳三の岳で、かつて銅が採れていたので、採銅所という地名となり駅名となったのでしょうね。ちなみに駅のすぐそばの古宮八幡神社は、全国八幡宮の総本宮である大分県宇佐神宮に奈良時代より銅の御神鏡を鋳造し奉納してたようです。
大正4年に造られた駅舎は老朽化が進み解体も検討されたようですが、2010(平成22)年香春町がJRから寄贈を受け、翌年に町の有形文化財に指定したみたいですね。
香春町が、2011(平成23)年に改修工事を行いの駅舎になりました。
一枚板の駅名看板がいいですね横には建物財産標があり大正4年3月と
駅舎開業が大正4年4月1日なんですよ。駅舎は、何日か前に建ったんでしょうね。
駅舎内部です。無人駅となってます。券売機がありました。
窓口の向こうは第2待合室に改装され地域住民の交流の場[注1]となってますが、
訪問時は閉まってました。
[注1]KAWARAKAKERU(香春町の紹介、楽しみ方、活動状況等)に紹介されてます。
採銅所駅舎開業100周年が2015(平成27)年のことだったようです。
照明の複雑な台座や天井板の並びが、すごく洒落てます。これがいわゆる大正ロマンなのでしょう。
すごいですね100年以上もこの地に立ち続けてるなんてね
(内装、外装は改修されたとはいえ)
ホームに出てみます。JR九州でよく見る?よく見るでもないか?
角ゴシック体?の駅名標がいい味を出してます。
すみません。。。が多くて
ホームですが、写真の撮り方が悪いのでよくわからないかも知れませんが・・・
右側に島式ホームがあります。ですが、片方(駅舎側)の線路は撤去されてます。
反対側には線路があります。。。っても、わからんですよね。。。
まぁ、単式ホーム1面1線がふたつあるってことなんです。
跨線橋はなく、奥に見えると思いますが構内踏切で結ばれてます。
これでどうでしょう。
改札を抜けた駅舎側ホームが1番のりば、島式ホームが2番のりばとなってます。
2番のりばにある駅名標です。駅舎の北側に現在は使われてないだろう側線もあり
側線ホームは駐車場として使用されてました。
大正生まれの駅舎が残ってるってことは素晴らしいことですね。
香春町の皆様に感謝します
それでは、また。