豊後森駅 久大本線
1929(昭和4)年、鉄道省により開業。
単式、島式ホーム2面3線のホームを有し、ホーム間は跨線橋で結ばれています。
以前は、隣駅の恵良駅と肥後小国駅を結んだ宮原線列車の発着もありましたが
残念ながら宮原線は1984(昭和59)年廃止になってます。
また、近くに旧豊後森機関区の扇形機関庫である豊後森機関庫が現存しており
機関庫と転車台は、近代化産業遺産に認定されてます。
豊後森駅
跨線橋です。昭和34年12月竣工ってありましたので、結構古いですね。
ホーム上の緑のベンチがいい味を出してます。そういえば駅舎も緑、使ってたな。
ホームから見えると思いますが、豊後森扇形機関庫です。
では、行ってみます♪
豊後森機関庫
旧国鉄久大本線を走っていた蒸気機関車(SL)の点検、格納のため、1934(昭和9)年落成。最盛期には、21両の蒸気機関車(SL)が配置されるという大規模な扇形機関庫でした。
ディーゼル機関車に切り替わる1970(昭和45)年まで使用していたらしい。
豊後森機関庫は、扇形機関庫で12本のレールが機関庫に伸びていて、その前には機関車を回転させるターンテーブルもあり機関庫、転車台(ターンテーブル)は2009(平成21)年2月6日に経済産業省の近代化産業遺産に認定されてます。
また、2012(平成24)年8月13日には、国の登録有形文化財に登録されました。
その前、2006(平成18)年に、玖珠町が旧機関庫と敷地をJR九州より買収。
鉄道記念公園として現存させようとしているようです。
転車台です。
2011年2月19日訪問なので、今はどうなっているでしょう?
今にも崩壊しそうな状態でしたからね。