いよいよ8月24日から『星を捨てて』のロードショーです。

そして、ピカマイが終わってから、もう1ヶ月が過ぎました。


僕にとってこの映画が終わるまでは、ピカマイが終わったと思ってません。


だから、卒業式も、その後の打ち上げでも、僕はメンバーに最後の言葉などはかけてないつもりです。

なんだろう。本来ならば一人一人にいろいろと話して、ありがとうと伝えたかったんだけどね(笑)


たぶん、ピカマイが終わってないと思ってるのは自分だけかもしれませんが、でもそれが僕の責任だと思ってます。

そして、ファンの皆さんとメンバーと協力してくれたキャスト、スタッフとで作り上げたこの映画をちゃんとした形でフィナーレを迎えたいと思っております。



この前、池袋シネマロサでの試写を見ながら、ワンライブ劇場の姿や、秋葉原の町並み、ライブなどを見て懐かしい気持ちと、確かに僕らはそこで生きてたんだというもうひとつの思いが交差して、映画を見ながら、思い出のアルバムをめくっているような気持ちとなりました。


そして、みんなで盛り上がったこと、悲しんだこと、笑いあったこと。ファンと毎週日曜日顔合わせ、楽しみにしてくれてたこと。劇場が壊れるほどの声援。ふざけるなと切れた時のことや、みんなで泣いたこと。
たくさんの思いがつまったあの劇場での物語を、僕は映画として永遠に残せたことを、心から良かったなと思ってます。


きっとおじいちゃんになったときにこの映画を観たら、また色んな気持ちになるのでしょうね(笑)

では感謝の気持ちをここで。


あやぱか、にゃん、みっきー、てん、きさき、のあたん、最後までついてきてくれてありがとう。

あなたたちのことは、一生忘れないと思います。
僕にとってもあなたたちは戦友です。
君たちのことを僕はいつでも温かく見守ってたいと思ってます。


そして、途中下車したメンバーや、スタッフ。
あなたたちがいなければ、最後までピカマイはやれませんでした。


ありがとう。


そしてそして、ピカマイを応援してくれてファンの皆様。

心から感謝です。
あなたたちがいたから、僕の人生にたくさんの色がつきました。



では、8月24日から、ピカマイ最後の作品となります。


しかも秋葉原での小さな路地裏で生まれたアイドル、ピカマイの映画が、天気の子などのメジャー作品と混ざって、ロードショーされるのです。

すごいことだなと自分は勝手に思っております。


そして、今回の作品で僕が最後にやれるピカマイプロデュースとなります。



きっとこれを見たメンバーやファンは、あの時、僕らの過ごした日々を思い出されると思います。


是非、僕らの歩んだ軌跡を見に来てくれたら嬉しいです。

僕はできる限りの毎日劇場に足を運びますので、是非声をかけてくださいね。


ピカ☆マイ総合プロデューサー 


              前田万吉