久々のブログです。。。

先週まで、収録はラッシュだったのですが、風邪を引き、口内炎になり、、、
講師としては、体調管理がなっていない!ということなのですが、まあ、大変でした。。。

さて、本日は、勉強における、固める部分と、固めない部分について。

少し、上級の資格になると
勉強において、
覚えて「固めておく部分」と覚えずに「固めない部分」を分けておくことが必要となります。

これは、知識だけでなく、思考のパターンについてもいえます。

よく、考えて解けば正解できる、とか、考えれば正解できる。
などと言いますが、
以前も申し上げたとおり、そもそも、最低限の知識もないのに考えることなどできないはずなのです。

もし、それで、何となく答えが出ても、それは、本当に使える力には変わっていません。

まず、出発点として、どんな知識を基準に考えたのかを確認しておく必要があります。
つまり、「最低限の知識」を知ることで、考えるときの、スタートが固まるのです。
自分の価値観や、経験に頼りすぎると、時間が立つにつれて、どうしてもブレが出て来てしまうのです。

次に、問題や、事例を解決するときの、処理の手順をパターン化しておく必要もあります。

いくつかのパターンを押さえても、それに乗っ取ることで、思考にブレがすくなくなり、
かつ、決まったパターンで、問題を処理できるので、自然と処理のスピードも上がってくるのです。

つまり、固める部分とは、
「最低限の知識の部分」と、「解答・思考のパターン」なのです。

逆にそれ以外の、事例や、各問題の形などは、典型的なものは押さえる必要があるものの、
それ以外は、「固めずに」現場で、考える必要があるのです。

これをやらずに、すべてを「固めて」知識に落とし込もうとすると、
結局、本試験で、「知らない」問題にはまり、失点してしまうことになるのです。

「解答・思考のパターン」はいくつかあり、一朝一夕で押さえられるものではありませんが、
訓練を重ねて、自分のものにすると、問題を解答するときの幅が広がり、
応用問題を解くことも容易になり、かつ、最低限の知識がより浮き彫りになります。

中上級者は、とくに「固める」ところと、「固めない」ところを分けて
学習できるように意識をしていきましょう!

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