異端児は警戒される? | マンション管理の部屋

異端児は警戒される?

イブドアの堀江社長。

ご高齢の経営者からすると正に『異端児』なんでしょうね。

相当前になりますが、テレビのドキュメンタリー番組でマンション管理における『異端児』を取り上げていました。

あるマンションの管理組合の理事長に30歳台後半の男性が就任しました。

どのような経緯で理事長に就任したのは忘れましたが、この方はフリーの仕事をしていて、基本的には自宅マンションが仕事場。

そのような環境と、持ち前のバイタリティーで非常に熱心にマンション管理業務をしていました。

当時はまだパソコンも今ほど普及していない頃でしたが、仕事柄コンピュータに明るいこの方。
『これからはコンピュータの時代!マンション管理もパソコンが必要』ということで、管理組合の予算でパソコンを購入して、データ管理を始めました。

最初は『今度の理事長は熱心でいいね』なんて言っていた年長の理事からも『本当にパソコンなんて必要なのか?』とか『自分が使う為に購入したんじゃないか?』という批判的な意見が出始めました。

この理事長は必至で『パソコン時代の到来』を説明するのですが、なかなか理解してもらえません。

結末は忘れてしまいましたが、やる気のある有能な理事長さんが、結果的に不幸になったというお話し。

なんだかライブドアの話しに少し似てませんか?

どこの世界でも『時代の流れに沿った意識改革』は必要ですね。