マンション建替セミナー | マンション管理の部屋

マンション建替セミナー

今日は午後から埼玉県川口市で開催された、マンションの建替に関するセミナーに出席してきました。これは、(社)再開発コーディネーター協会が主催のセミナーです。
この内容については、おいおい書いて行くことにしますが、今日は印象的だったことを簡単に書きますね。

新築のマンションを購入される方のほとんどは、購入当時に「建替」などと言うことは考えないでしょう。戸建住宅を購入または新築する場合も、まあ建替えということはあまり考えないという点では同じかもしれませんが、絶対的に違うのは戸建住宅は

将来は自分の一存で何とでもなる!


点です。
古くなったら取り壊して新築しようが、本人が気にしなければ古いままずっと住む事もできます。また、新築も2階建てだったものを、「子供も独立したので平屋にしよう」とか全く自由に決めることができます。
一方、老朽化したマンションを建替える場合は総会の特別な決議が必要です。
この合意形成が生半可ではありません。100世帯のマンションでは100通りの考えがある以上に、その家族の中でも意見が割れることが多いそうです。

そしてもし、この建替決議が可決すると、自分がいくら反対したところで建替は実行されてしまい、どうしても嫌なら、そのマンションを去らなくてはなりません。

また、資金調達も非常に難しいものがあります。そのマンションを中古で購入した若い人であれば追加資金を出す事も可能でしょうが、新築当時から住んでいる人は、建替時期ではすでに定年に近い年齢、もしくはもう既に年金生活という場合もあるでしょう。
このようにマンションでは居住者の経済的条件も様々なのです。

震災関係の建替えを除くと、老朽による建替例は僅か80例程度だそうです。
それだけマンションにおける合意形成は非常に困難であるという事です。
ですから、いかにしてこの最終手段である「建替」を先延ばしにできるかと言うことが非常に大切であり、そのためには「修繕計画」が非常に重要になってくるのです。