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前回の 記事 (1)いじめ・・  で

いじめには

ほんとうの いじめも ありますが

いじめとは いえないようなことも いじめと よんでしまうこと(人?)が

いまは たくさん あることを おつたえしました。



近年、

いじめで自殺・・という報道が たびたび ながれますから

親は じぶんの子が いじめられていないかという 不安から

必要以上に 敏感になりやすい状況でもあります。



そうしたことや 過保護などが 拍車をかけて

前回の 記事のなかで 書いた ケースで いうと

親は じぶんの子から

 「わたしは ○○ちゃんと あそびたいのに

  ○○ちゃんは わたしを のけものに するの」

なんて 言われようものなら

多くの親は ”うちの子 いじめられてる・・” と おもいやすいのです。




こどもにも 相性のようなものが 

おとな同様 ありますし

ともだち関係が ぎくしゃくしたり ケンカもしたり はなれたり・・

そうかと おもったら すぐに いつものように 仲良くなったり

いろいろ あるわけですが




いまの時代は・・

きたない言葉を 言われたり

ちょっと こづかれたりしても

とくに 母親で おとなしいタイプのかただと

じぶんの人生に そういう経験が ないせいもあるのか

 「うちの子は いやがらせを うけている」「いじめられている」

と 騒いでしまうことが よく あります。


こどもが ケンカを しただけで 

おおさわぎを する ママさんも 少なくないんです。





そのうえ・・

ママさんたちの 話を きいていると

幼稚園児、小学生でも

ケンカもせず、

空気がよめて、

上品なことばをがつかえて、

いつも ほがらかで、

先生の言うことを よく聞き、

宿題を毎日きちんとするような子・・が よいと おもっているかたが 多いです。




よいと おもっていなかったとしても

 「あそこは 親の 育てかたが わるいから」

と ママ友や 地域のひとから

じぶんが 非難されたくないために

とにかく 

”いい子・・非難のネタをつくらない子・・”に させたいと おもう ママさんは 多いです。




わたしも そういう ママさんの気持ちは わかります。

だって じぶんの子が とにかく なにも 問題を おこさなきゃ

ママ友関係や 地域で

じぶんが 後ろ指を さされるようなことは ないわけですから

じぶんは いいひとで いられますものね。



みんなに 「いいひと」「よい妻」と 思われたい願望が 強いママさん 多いですよね。

わたしも いいひととは 思われたいです。

・・でも いつも 考えるんです。




”わたしが いいひとと 思われる 子育てが

 こどもたちの人生には よいことなのか?   ”  と。



失敗や経験の少ない 親のあやつり人形として すごすような 子は

こどものころは 評判が いいかもしれません。

ママも 地域で 評判が いいかもしれません。


でも

おとなに なったとき 

こどもは 強いバネと 優しさを もった おとなに なれるのかな? と。


なにより 幸せ感、自尊心をもった おとなに なれるかな? と。





いやなことを言い

いやなことも言われ

そして 自分で 考える・・

そうした 幼少体験がなくて 

どうやって 

人生の キビを 知った おとなに なれるのでしょうか??







まわりの 子を みていて

わたしが 魅力的な子だと かんじる お子さんは

そのママさん みんなが 

ママさんランチなどのおつきあいや 学校役員や行事に 

積極的なタイプでは ありませんでした。


控え目なタイプか ちょっと鈍感なようにみえるママさんで

お子さんのほうは

元気で のびのびしていて ”自分”が あります。


小学生くらいまでは

ケンカがあったり もの言いが強かったり ときには ものを とったりした子もいて

一見 問題児のような行動を とる子も すくなくなく


やることが  問題児的な子と 一見 似ていて・・

でも

うまく 説明できないのですが

あきらかに いわゆる問題児な子とは なにかが ちがうのです。



こういう子は 成長とともに 行動が おちついてきて

小学生くらいまで ケンカを よくしていたような子などは

ふしぎなくらいに みんな リーダーとして 頼られる存在に なっていました。



残念なことに

いわゆる偏差値の高い学校に 進学した あるいは するような お子さんで 

こういう感じの お子さんには

とくに 男の子では

まだ であったことが ありません。





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