放射能によって変化する人間かサルか | かかわりすぎない子育て

放射能によって変化する人間かサルか

いろんなものを つくることが すきなのですが

この趣味の 世界を とおして

近年は ロハスというのか、スローライフというのか・・

自然や健康に やさしい生活を おくろうとしているひとが

ふえていることを 知り

おどろいていました。



収入が おおくなくても

仕事に あくせく ふりまわされる日々を すごすのではなく

家族と かたらう時間を 大切に

緑を たいせつに

生きている実感を かんじながら 生活する・・



ときどき 

都会生まれのひとが

「デパートもないような 田舎で 暮らすなんて 

 わたしには できないわ              」

と 言うのを ききますが

こうしたかたには 興味のないような 生活かもしれません。



こうした 

これまでの 生活を 省みて

日々の暮らしを 大切にしようとしているひとたちが 

ふえていることを 実感していたなかで

原発事故が おきました。




ご存じかと おもいますが

石原東京都知事は

すこし まえに 会見のなかで

 ” 原発に反対することは 人間が サルに もどることだ

という 吉本隆明さんのことばを 披露して

自分も 同感だと のべました。


そして これに つづけて

わたしの 1月25日の記事 「人間は原発をコントロールできない」

のなかで かいたような 

事故を くりかえしながら 文明は 進歩していくのだという意見も のべました。


それにしても ”人間がサルにもどることだ” なんて

極端な いいかたですね。

1,000万人の トップにある立場のかたの 会見での発言ですから

ことばを えらんで いただきたいなぁ。





原発を やめることを 

   「サルにもどることと おなじ」 

       と いってしまうなら



原発を つづけていくことは 

   「放射能による 遺伝子の破壊に よって

    これまでとは ちがう人種へと 人間が かわることと おなじ」 

       なのですから



ちゃんと

「サルをえらぶか 人間がちがう人種へ変化することを えらぶか~」

両案を のべていただきたいものです。







だれも サルに もどりたいなどとは おもわないでしょうが

近年の ハイテクな生活に 違和感や危機感を おぼえ

冒頭に かいたような

自分自身と 自然を たいせつにする暮らしを

手にいれたいと のぞむひとは ふえてきていると おもいます。




それも・・

餓えがしのげ 医療・科学・経済が 発展すればするほど

人間は ゆたかになると 考えられてきたわけですが

そうした 生活を おくってみて

やっと わたしたちが 気づいた ことなんです。







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