今日の群馬は晴れ!
風が強そうです。

さて 鈴木るりかさんの「14歳、明日の時間割」を読みました。

14歳、明日の時間割
鈴木 るりか
小学館


2017年に「さよなら、田中さん」でデビューした中学生作家るりかさんの第二作です。」
(ん?今はもしかして 高校生かな?)

まずしょっぱな。1時間目 国語。
るりかさんを彷彿とさせる史上最年少で小説賞を受賞した少女小説家が登場。
彼女は担任の先生(小説家希望で賞にもいつも応募している)より

編集者さんに見せて!

と先生の作品を預かることになる。

先生はどうも下読みする編集者じゃない人たちに
先生の名作を「出る杭は打つ」的に
つぶされているんじゃないかと思っているらしい。。。。

迷惑な担任教師だが 微笑ましくもある。


以降 時間割に沿って様々な人物が登場する。
共通ワードは 陸上部の中村君。

決して難しい言葉を使っているわけではないが
ぐいぐい物語に惹きつけられる。
全体を通して 暖かい空気を感じる。

そして 今回も泣かされた。TT
(↑注意;この人の涙腺は壊れています!)

でも るりかさんは本当に上手いと思う。
読者を揺さぶるのも 惹きつけるのも。

前作とは 違うような同じような。
微妙なラインで みずみずしく
そして ゆったりと 私たちを物語に導いてくれる。


次回作もとても期待しています。
絶対に買います!
 

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