今日は晴れて暑くなりそうですね。
群馬震源の地震は大きな被害はなかったようですが
続いて大阪の地震。
大阪近隣の皆様大丈夫でしょうか?

さて 阿部智里の八咫烏シリーズの4~6巻を読みました。
表題は 最終巻6巻の題名です。

八咫烏シリーズは 日本神話めいたファンタジーです。 
普段人型を取ってはいるものの
実は3本足の大烏である八咫烏という種族が ある山内に住んでいる。
山内の山には門に閉ざされた禁足地がある。
そこに神がいたともされるが定かではない。
現在 金烏と呼ばれる特殊な能力をもつ皇子奈月彦がいるが
その能力の一つである“過去の金烏たちの記憶”が彼には欠けている。
奈月彦には できた兄長束がおり 兄を王に押す派も多い。
また奇行も多く 側近が定まらない。
北家(中央の有力者)の雪哉は 奈月彦の近習になれと言われる。
一度は断った雪哉であったが。。。。
そんなある日 人型を取れる猿が 八咫烏の里を襲い皆殺しにするという事件が起きる。

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)
阿部 智里
文藝春秋


玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)
阿部 智里
文藝春秋


弥栄の烏 八咫烏シリーズ6
阿部 智里
文藝春秋



4巻「空棺の烏 」では 雪哉が八咫烏の警備隊ともいえる頚草院に入るところからはじまる。
5巻は 人間の女の子志帆が 知らない親戚に無理やり山神の巫女にさせられる話。
6巻は 5巻と少し時がオーバーラップするが 猿たちと八咫烏と山神の話。

一気に読まされます。
5巻は もしかすると外伝と言う形でも良かったのかなとも思いましたが
6巻を読むと ああこのラストのためには必要だったかなと感じる。

最後 涙が出ました。
(注;私は非常に涙もろいです。)

阿部さんは視点をいきなり変えるのが好き。
こちらも振りまわされてしまうが そこがこの人の味なのかと思う。
あとは 外伝1巻を残すのみです。

いがぐりおは 烏好き?私はちょっと怖いかな。
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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