今日も暑かったですね。
もう溶ける日も近い?^^;

さて 「パパはわるものチャンピオン」を読みました。

パパはわるものチャンピオン (えほんのぼうけん)
吉田 尚令
岩崎書店


「パパのしごとはわるものです」の続編。

パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)
吉田 尚令
岩崎書店


パパのしごとはわるもの。
せいぎのみかたとたたかって
やっつけられて
しまうんだ。

「パパのしごとはわるものです」の続編「パパはわるものチャンピオン」

前作でヒーローに憧れる男の子が、自分の父が実は悪者レスラーだと知ってしまう。
納得できない彼に父が
正義の味方が存在するなら、『わるもの』も必要だよね。
と説いて、二人が仲良く帰って行くシーンで終わる。

ところが、今回も、『ぼく』は葛藤を抱えたまんまでリングに臨む。

隣には正義の味方のドラゴン・ジョージ似の
お父さんと一緒のマナちゃんがいた。

『ぼく』は、ゴキブリマスクのお父さんを応援したい。
でも、マナちゃん親子の手前、応援できない。

皆がドラゴン・ジョージを応援するのに
なんと悪者のパパが勝ってしまう。

納得しないまま怒って帰る観客達。
やはり怒っているマナちゃん親子と一緒に帰る『ぼく』の前に
パパが現れる。

パパの秘密がばれるのか?

大人な皆さまはご存じのはず。
現実の世界では大抵の場合、正義の味方っぽい人の中にも悪があり
悪者っぽい人にもいいところもある。

リングの上での悪者が、『ぼく』にとっては
優しい普通のお父さんであるように。

簡単に善悪を割り切れないからこそ、現実は生きにくいかもしれないし
同時になんとか生きられるのかもしれない。

悪者であるパパと息子の『ぼく』が生きやすい世の中になるといいな。

いがぐりおは 悪者になったことある?
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