今日も 北風ぴゅーぴゅーでしたね。
娘の学校の懇談会があって 仕事終わってから 一度家に帰って
自転車で行ったものだから 風にあおられて 倒れるかと思った。

17号サイズ 重くて 安定感あるけど
表面積も大きいから 風の抵抗も大きいんです。^^;

今年 ユニクロで買った もこもこのフリースジャンバー着て行ったのですが
暖かいのはいいけれど もう ミシュランのタイヤマンみたい。

さて 有川浩の「空の中」を読みました。

近未来(200X年・・・ってもう過ぎてるんじゃ?) 日本初の超音速旅客ジェット機「スワローテイル」が
四国沖の自衛隊演習空域高度2万mを 試験飛行中に突如爆発炎上する。
その後すぐ 航空自衛隊所属F15Jの2機編隊ののうちの一機が やはり 同じ空域で 突如爆発炎上。

同じ日 爆発炎上した自衛隊機のパイロットの息子 斉木瞬が 偶然 半透明の物体を発見する。
クラゲに似た その生物は 実は・・・

自衛隊シリーズの第2巻?
とは言っても 自衛隊が出てくるという以外は 『塩の街』とは 特に接点は ありません。
 
著者のあとがきでは 天空の城ラピュタっぽい話にしたかったと・・・

でも ラピュタか・・・ちょっと違うけど。
まあ イメージは 分かる気がする。
『白鯨』の寛容さとか 雰囲気とか。

人間のあざとさや あさましさや
本当に辛い思いをした人の 心が折れてしまう危うさや
一方で いい意味での図太さ・柔軟さが 描かれていて
やはり いろいろと 考えさせられました。

これって やはり ジャンルはSF?
それとも ラブストーリー?

私は たとえば コメディなんだか 感動巨編なんだか はっきりしないのは あまり好きじゃないです。
あるいは ホラー なんだか コメディなんだか はっきりしないとか。
つまり 話に筋の通った統一感が あるほうが好きです。

でも 有川浩の場合 コメディなんだけど シリアスだったり
SFなんだけど ラブストーリーだったりしても 許せるのは なんでかなあ。

それだけ 人を 引きつける魅力のある作家さんだと いうことなんでしょうね。

今回も 市の図書館で借りましたが 本当にぼろぼろ。
でも それだけ 愛された本ということですね。

お勧めです。

最後に 宮じい(登場人物)みたいな人 になりたい。
たとえ50年後でも 無理そうなんですけど 目指したいと思います。