ナオミさんの写真を拝借@竹楽↑↑



ぼくはこのブログを綴る上で、「何か」という表現を多用している。心霊現象なんて全く信じていなかった、あの出来事に遭遇するまでは


と、現在進行形の話を綴ると宣言しておきながら、いきなり回想録とかホント適当だなって思いはするが、人生そのものが曖昧で不確かなものだから仕方ない(笑)





『夢見る頃を過ぎても』


成り行きで付き合ってしまった恋もあったりする20代半ば、その当時の彼女と沖縄へ2泊3日の旅行へ行った時のエピソードである。

半ヒモ状態だったボクは大した予算を捻出来なかったので、海の日の直前の平日を狙い、格安プランでバカンスへ行ってきた。

スポーツにはまるで無関心なのだが、ちゃっかりダイビングライセンスも持ってたりするボクは、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツをしっかり堪能し、翌日は彼女の沖縄の友達2人を含めた4人で美ら海水族館〜首里城という流れで旅行を満喫していた

が、最後に足を運んだ首里城の時には、翌日からの台風の影響もあり曇天模様だ


沖縄では霊感のある人の事を「生まれが高い」というらしいのだが、首里城に着いて早々に変なおじさんに絡まれる。面倒事は避けたいが、男はボク1人なので、嫌々ながらも適当にあしらう


霊感がなくとも不穏な空気に包まれている事はビシバシ感じた。首里城から車に戻ろうとしている最中、彼女が急に

「痛い‼︎」

と叫んだ。彼女とボクは多少、離れて歩いていたので、てっきりボクはつまづいたのかと思った。

彼女はボクに首根っこをつねられたのかと思ったらしい、、WHY?

その後、まもなく彼女は過呼吸気味で少し朦朧としだした。彼女の友達2人とボクは「これはマジでヤバイんじゃない?」という事になり、電話で友人達の親族に相談をしたところ、取り急ぎの対処法として塩で清めたら応急処置にはなるとの事で、すぐに実行→ひと段落😓

このまま飛行機で帰る予定だったのだが、台風のため飛行機が欠航になってしまった、、

「マジか?」とげんなりしつつも、とりあえず国際通りにあるゲストハウスに宿泊。翌日は見事なまでの台風で、適当に時間を潰していたら、昨日の友人から気掛かりだからと、彼女宛に連絡があった。そして知り合いに霊媒師がいるから、時間あるなら、一度見てもらったら?という流れで早速、合流した。

詳細は忘れてしまったが、女性の場合、結婚や出産などの人生の転機に、もともとあった霊感がなくなったり、その逆もあるという。紹介してもらった霊媒師の女性の場合は後者で、もともとは美容師だったのだが、車のタイヤに人の顔が見えたりするなど、強力な霊感が発動したようだ。周囲に変人扱いされ、一時は精神病院に入れられた過去がある。退院後は修行を積み霊媒師を生業としているらしい。

早速、彼女が見てもらう事になったが、首をつねったのは、首里城の門番の兵の霊らしい

ここまでくると、見えない霊の存在を信じざるを得ない、、

そして霊というのは、ネガティブなヴァイブスに引き寄せられるらしい

また守護霊というのは、決して1人に対して、1体(?)という訳ではない事も教えてもらった。


ここで無神経なボクは、ここぞとばかりに自分も見て欲しいと依頼した。こんな状況でも好奇心が生まれるのはボクの「業」かもしれない、、

霊媒師に言われた事を全てカミングアウトするのはあまり感じがよろしくないので、要点をまとめると、どうやらぼくの背後には弁財天が見えるらしく、

「今、やりたい事を我慢してる?」

と聞かれた。ピンと来るような、来ないようなだが、いずれぼくの望む仕事が来るよと教えて貰った。

旅行から帰路の際に些細な口論をキッカケに彼女とはあっさり別れてしまった。何事も自分の都合のいいように捉えてしまうボクは、きっと見えない誰かの「何か」を伝えるために彼女と引き合わせたのだなと割り切った。

その後、NHKの下請けの制作会社で働いたりもしたが、なんかピンと来ない、、


「まだ何も始まっていない」と個人的に解釈してるのだが、これからへの淡い希望となり、今の自分を突き動かしていたりもする



信じるか、信じないかはあなた次第(笑)


ダイビングライセンスを取得したタイにある島での1ショットでほっこり、、という事で背筋が凍った方は大目に見てくださいm(_ _)m