びっくりしました。
今まで色々あってもなんのかんので厳重注意止まりだっただけに、
また今回もそうなるだろうと思っていたのに。
今まで散々品格がと言われ続けてきたけど、僕はスポーツ選手は
キャラクターがあったほうが良いと思っているので好きな力士だった。
まぁ相撲界もこれから白鳳一強の時代に突入して、また厳しい時代に
なるのは目に見えているけど、それよりも不安なのが相撲協会のほう。
歴史をなによりも重んじる業界だから仕方がない部分もあるのかも
しれないけれど、理事選の顛末なんかを見ていると、やはりなあなあで
運営している部分は大きいのだろうなぁと思ってしまう。
上は上で固まり、基本的には波風を立てることを許されない。
何かがあると火消しにのみ躍起になり、周りが見えなくなる。
だから今回の造反者である、安治川親方が辞めると言い出す事態に
なってはじめて、印象が悪くなっていることに気付いてそれを撤回
させるようなことになるのだろう。
Jリーグや日本サッカー協会も、事は違えどなあなあっぽい部分や
上の個人的な裁量が幅を効かせている部分が見え隠れするときが
見受けられるだけに、対岸の火事とも思っていられない。
秋春制のことをはじめ、色々思うこともあるけど、なによりも思うのは、
とりあえず次の代表監督はちゃんと決めて欲しいな、と。
Jで実績があるからベンゲルとかオシムとかって短絡的な選出方法は
もう卒業しないと。まずは協会幹部が決めるのではなく、しっかりと
サッカーを観てチェックしている選出委員会みたいなものを作り、
しっかり吟味してどういうサッカーを目指すのか、ということから考えて
選出していかなければ。
まぁ、今のままの協会ならどうせ結果は目に見えているのだけれど。