今日発売のエルゴラで、大黒のインタビュー記事がでかでかと
見開きで載っていました。
昼飯をファミレスで食べながら読んでたんですが、いやぁ、
うっかり涙流しそうになりましたわ。
まず感動ポイント1。
札幌戦のゴールのように、90分ほぼ皆無といっていい試合で
じれずにワンチャンスをモノにする集中力はどこからくるのか。
↓
「今年の途中くらいからイライラしても仕方がないってことに
気付いた(笑)」
もうね、(笑)とかついてるけど、これって凄くない?
と思うと同時に、それだけ酷いチーム状況でプレーさせてしまった
ことへの申し訳なさ、というか。そんな感情が入り混じってしまった。
逆境を自分の進化へ繋げてしまうキャパシティの広さに、改めて
大黒の凄さを再確認させられた。
そして感動ポイント2。
大黒は常々、出来るヤツにはどんどん要求するし、自分の経験
や技術もどんどん教えると公言してきたけど、その一番手はどうやら
晃誠のことのよう。
「アイツはできるヤツやから。キャンプでも話をしたんですよ。
ミスってもいいから前を向けと。そして、ターンしろと。ミスしたら、
それで今のはアカンタイミングやったんや、とか学べるわけじゃない
ですか。バックパスしても何も生まれないから。ターンしてオレが
走ったのが見えたら、どんどんボールを出せと。そこから自分も
飛び出していけと。」
もうね、正に今年晃誠がレベルアップした部分そのままだよね。
林の場合もそうだけど、本当に大黒のアドバイスは的確だと思うし、
若手の急激なレベルアップに対する大黒の貢献は計り知れないと
思った。
本当、感謝感謝。
このインタビュー記事を読んでいて、今年大黒がいなかったらと
思うとゾっとしてしまった。
僕は年棒的に、どのみち大黒は今期いっぱいなのかなと半ば
諦めていたが、これを読んで考え方が変わった。
こんな素晴らしい選手、絶対手放しちゃだめだ。
土肥、バウル、服部、大黒と歴戦の勇者達がそれぞれ、素晴ら
しい役割を果たしてくれている現状は、1から出直しているチーム
にとってかけがえのない財産になると思う。
来期も是非このベテラン達の力を借りたいものだ。