「次の栃木戦では、サッカーをしたい」

水曜日の水戸戦後の高木監督の言葉だ。


さて、この言葉を受けての今日のサッカーは・・・

全くサッカーを見せてもらえなかったと言わざるをえない。


水戸戦の完全な焼き直し。

水戸戦ではスリッピーな足元のせいもあったのかも・・・

という僅かな期待を完全に裏切られたような試合だった。

今のヴェルディは、これが現実の強さということだろう。


富山、栃木とJFL昇格組にギリギリ勝ちできるレベル。

辛らつになるがそういうことだと思う。


今日は前節同様、試合を追って考えるような気持ちには

到底なれない。とにかく、押されて押されて、最後に

ギリギリラッキーPKで勝ちを貰ったような試合。

まぁ、今日は試合内容のことよりも試合後の出来事の

ほうが大事でしょうかね。



勝ったチームにブーイング。

第5節、新しく歩みだした若手も多いチームに対して

ということを考えればきつい仕打ちにも見えるこの所業。


基本的に僕はブーイングは嫌いです。

相手GKのゴールキックなどに対してのブーイングや、

負けた試合のブーイングは基本的に参加していません。


しかし今日のブーイングは力いっぱい参加しました。


選手は温かい拍手とコールで迎えてくれると思ったで

しょう。だからこそ意味があると思った。

ラッキー勝ちで全てOKなんて姿勢では、このチームは

万年J2で終わってしまう。なにかに気付いてもらうには

いいタイミングだと思った。


勿論選手だってこのままでいいなんて思ってるとは全く

思わない。でも、うまくいかないな~っていうあやふやな

気持ちでズルズルいくよりは、なにか変わるきっかけを

掴んでほしい。


選手の反応も、当然だと思う。でもそれでいいと思う。

半分それが狙いなところもあるはずだ。


選手が頑張ってるのはわかってる。

なんとかしようとしているのもわかってる。

でもがんばるのと強いチームになるのとは別問題。

強いチームを目指すならこんなことで満足してほしく

ない。



今の選手にどれだけ期待しているか、それをサポ

グループは伝えたかったんじゃないのか、そう思う。


勿論これには賛否両論あると思う。

でもこの行動で選手の動きが変わるのならば、意味の

あったことということになるだろう。

そうなることを祈っている。




PS.アフターゲームショウで今見たら、やっぱりあれ

PKじゃないですね・・・。