一時は確か勝ち点10くらいは離れていたのに、よく逆転しまし
たね。最後は怒涛の7連勝で、昨年Jリーグの鹿島を思い出し
ます。
これでセルティックは3連覇。
俊輔が加入してからずっと優勝してるんですね。
もっとも、昨シーズンまでの2シーズンはレンジャーズの
調子がよろしくなく、結構楽勝ぎみに優勝したので、真の
優勝は今年になるのかもしれません。
これでストラカン監督の続投は決定的。俊輔もそのまま
セルティックに残ることでしょう。もうさすがにスペイン挑戦は
年齢的に躊躇しそうですしね。最悪の横浜帰還だけは避けて
ほしかっただけに嬉しい限り。
俊輔がJに帰ってくるのはレベル的にあと2~3年遅くて
丁度いいでしょう。だいたい今Fマリに俊輔来ても単に
錆付かせるだけにしか思えない。ロペスを使いこなせていな
い時点で山瀬との共存は無理でしょうし。山瀬が使われる
キャラに徹することが出来ればねぇ…。話がそれました。
セルティックは今年、あまり調子が良くなかった。
というのも、今まで確実にいたアンカー役のファイター系
不動のボランチが不在だったこと。これによって俊輔も
動きが曖昧になり、結果起点が上手く作れずに前に早い
サッカーをしてしまっていた。元々俊輔加入後のセルティ
ックが異常なまでに強かったのは、スコットランドではまず
ありえない細かく繋ぐパスサッカーをし出したから。
レンジャーズとの差はそこが最も大きかった。でも今年は
中途半端なサッカーになってしまったので、レンジャーズ
のパワーに押されてしまったという感じ。
実際怪我がちだった俊輔が後半戦帰ってきてからというもの、
レンジャーズ相手にもしっかり勝ちきることができてきたし、
試合内容も良くなってきていた。やはり俊輔は必要な
ピースであることを再認識させられたのではないかな。
今年はあまり活躍出来なかった俊輔。
記憶に残るのはダービーでのロングシュートくらいか。
もっとも、ダービーで初ゴールを挙げたことで、正直俊輔が
セルティックでやれることはほぼ全てやってしまったような
気もする。今まででも十分そうだったけど、もう俊輔は
セルティックのファンにとって完全なレジェンドになって
しまったんだろうな。
きっと僕らヴェルディファンの間でのラモスのような感覚
だろう。僕はきっと、50年後にでも浦和戦ビスマルクとの
リフティングショーと、94年チャンピオンシップでのリネカー
にミスキックと言わしめた伝説のループシュートは変わらず
話の種にしていると思うし。
来期のセルティックは、水野に期待したい。
アタッカーで認められるには相当大変だろうけど、頑張って
欲しい。マクギーディのドリブル盗んで日本代表に還元
してほしいな。