新潟×京都戦で京都側に3人の退場&抗議をした監督にも

退席を求めるなどやりたい放題。まったく酷い話です。


ファウルのシーンだけ見ても、え、それが2枚目のイエロー?

と思うものばかり。あんな簡単にイエロー出されたら試合に

なりませんわ。


どう考えても1チームに3人退場なんて異常事態。

それは例え相当なラフプレーでやむなく3人を退場にしな

ければいけない事態だったとしてもあってはならないこと。

どのみちそんな荒れた試合になったとしても審判の裁き方

に問題がないとそこまでの状況には至らないからだ。

しかも今回はそんなケースではなくあくまでジャッジ自体

に疑問符が付く3人の退場。


しかしどこの新聞見渡しても、声高におかしいと主張している

ものは見当たらず…。加藤監督のコメントを代行のコーチが

代弁したものと、佐藤勇のコメントを拝借しているだけで、

新聞側からの意見は全くなし。あくまで自分達が主張してる

んじゃないですよといわんばかりの記事。下らない。


京都側は意見書を出すんだろうけど、どうせそれも無下に

されるだけでなんの効力も持たないだろう。

本当に選手達やチーム側は無力だ。



今回この試合を観ていなかった人は、京都に3人の退場者

が出たことを知った時どう思っただろうか。

「どんだけ京都ラフプレーあったんだよ?」

だっただろうか?

「どんだけ荒れた試合だったんだよ?」

だっただろうか?


いやいや。多分こうだろう。

「どんだけ審判暴れたんだよ?」


どこのサポでもきっとこういう思考になっていると思う。

ここ最近試合が荒れてラフプレーの応酬になり、結果的に

イエローが乱れ飛ぶという展開になった試合があっただろ

うか?少なくとも僕は知らない。


大概の試合、イエローが5枚以上出ていても、今日の試合

でイエロー出たとしても2枚でしょ。という場合がほとんど。



よく思うことがある。

審判のジャッジは第3者が誰よりも近くでファウルシーンを

観ているからこそ、正しいジャッジングが出来るのだという

ことになってはいるが、果たしてそうだろうかと。


僕らは応援しながら試合を観ているにも関わらず、判定が

おかしいと思うシーンは大概皆同じ意見でまとまる。で、

家に帰ってテレビでそのシーンを観てもほとんどの場合

その見解は正しかったことを確信することになる。

要するに走りながら目線のブレた状態で近くで裁いている

審判なんかより、遠くから観ている観客のほうがより正しい

ジャッジが出来ているというわけだ。


審判側はそんなファウルの基準も明確でない素人が観て

正しい正しくないの判断勝手につけるなと思うのだろうが、

実際完璧に正しいかどうかは別として、多分奴らの基準

よりは荒れない試合になるだろうし、イエローの枚数も

確実に半分以下になる。


多分「両チームのサポの10人ずつ」とか、或いは

「その試合を観戦に来ている記者10人くらい」にファウルを

判定するボタンを押させ、何人以上付くとファウル、みたいな

ことでジャッジングするシステムで試合を行ったとしたら、

確実に今の審判がやっているよりは正確なジャッジが出来る

のではないか。僕は真剣にそう思っている。



近くで観ていて正確なジャッジすらまともに取れない上に、

試合展開を考えたジャッジングも出来ないのだからそりゃ

荒れるのも当然。だったら疲れて走り回ることはない。

審判が選手から文句言われて毎回イエロー出すのなら、

スタンドから座って観て判定したほうがいい。選手が

どんなに大声で悪口言っても聞こえないからそのぶんの

審判の尊厳を保つための下らないイエローカードだけは

減る。どうせどんなに糞ジャッジだったとして、選手が抗議

してもジャッジが覆ることはなく選手にイエローが出るだけ

なのだから、だったら最初から聞こえない位置にいたほう

がいい。