相次ぐ怪我で日本に帰還し、その後思うようなパフォーマンスを

維持出来なかった小野。一時期は小野さえいれば他の海外組

を召集しなくても十分代表が回ると思わせてくれたけど、今や

怪我によって壊れた選手かと思っていた。

というかもう怪我とおっかなびっくりつきあってなんとか現役を

続けているのだとすら思っていた。

久保のように。


それがここに来ての海外移籍。

正直名前先行の獲得打診で、練習参加でパフォーマンスの

低下がバレて結局浦和残留となると思っていたのだけれど、

まさかの移籍。

そしてまさかの活躍。


浦和時代もたまに得点に絡んだりしてたけれど、僕が見た

試合じゃ低調なパフォーマンスしか見られなかったので、

これは予想外だった。


でも怪我の影響があるのは間違いないハズ。

小野は今後90分選手というよりは、流れを変えるスーパー

サブかハーフくらいの選手としてなら海外でも十分生き残って

いくことができるのかもしれない。


常に一定のリズムで試合をする日本のサッカーは、今の

小野には厳しかったのかな。認めてもらえれば長所を存分に

使ってもらえる海外のほうが、小野には合っているのかもしれ

ない。


まぁそれもこれも、小野の能力の高さ故なのだろうけど。

あらためて小野伸二という人の凄さを感じましたわ。


これが一発屋じゃないことを祈ります。