ヴェルディ公式にて福西と土肥の獲得が発表されましたね。

http://www.verdy.co.jp/news/topteam/?cmd=DispNews&news_id=393


http://www.verdy.co.jp/news/topteam/?cmd=DispNews&news_id=392


どちらも何故かFC東京を戦力外となった選手ですが、これはFC東京

のお家事情の煽りを食った形であって、能力的には申し分ない選手

達です。移籍金もかからず、素晴らしい補強だと思います。



土肥には義成・(残ってくれるなら吉原)との熾烈なスタメン争いが一番

期待されることでしょうが、もう一つ、声だし要員としての期待もして

しまいます。

FC東京の選手のコメントなどで度々目撃していた土肥の喝の怖さ。

それは他チームに来たとて健在でしょう。闘将哲さんのチームには

相応しい人選なのかもしれません。



福西については、様々な期待をしてしまいます。

福西の高さが中盤に加わったことで、自ずと中盤での競り合いでの

勝率が増すでしょうし、なによりセットプレーでまたひとつ大きな武器が

出来たと思います。

FC東京で昨年初頭、誰もが思い描いた今野との国内最強ダブル

ボランチ、結果はFC東京サポを落胆させるものでしたが、これで福西

のボランチとしての能力を否定するのは早計というもの。


FC東京においての今野は、一般的イメージにある守備的な選手で

なく、攻撃にも積極的に絡もうとするので福西とかぶることが多かった

んですよね。特に今野はFC東京においてお山の大将的存在。

周囲の目も、自分の気持ちも「FC東京を引っ張っているのは今野」

という思いが強く、オレがオレがが許される状況なので、後ろで守備に

専念しろというのは無理な話。

福西は元々攻撃も守備も両方こなすタイプではあるけど、FC東京

移籍直前のシーズンの磐田では攻撃的MFをやっていたことも

あって、より攻撃に比重が置かれた状態になっていました。

どちらも攻撃参加をしたいボランチ同士ということで、このダブル

ボランチは役割が明確化できなかったのが失敗した大きな理由

だったと思います。

他に組む相方も守備専念というタイプはたま~に出てくる浅利

くらいでしたしね。


ヴェルディには菅原がいます。

恐らく哲さんも菅原をボランチの軸に考えているハズ。

守備専念の菅原とのコンビはFC東京時代の福西にはあり得なかった

環境。より攻撃的なボランチとして、ディエゴのサポートを期待したい

ところです。


ヴェルディの現在とっている4-5-1の布陣において、ボランチの一角

である大野が攻撃参加した時にいい攻撃が出来ていたことを考えれば、

福西の攻撃参加意欲は願っても無いこと。

まぁ、ヴェルディとしてはゼ・ルイスが戻ってきたような感じかもしれ

ませんねぇ。あそこまでパスの散らしは上手くありませんけどね(笑)

まぁそこのポイントはディエゴにやらせりゃいいんで。




この元FC東京勢2選手の加入は大きな戦力アップとなるでしょうね!

期待大です。