色々なブログやニュース周りをしていたら、どうやら柳沢獲得を哲さんが

熱望しているとか…


まぁソースはどうやら東スポらしいとのことなので飛ばしなんで

しょうが、折角の移籍ネタなので乗っかってみることにします。



最初に、柳沢に対して僕がどう思っているかを前置きしておきたいと

思います。


巷では柳沢は「急にボールが来たので」発言でこれまでのキャラを

確定的にしてしまい、点の獲れないストライカーという印象が大きい

ですよね。しかしオフザボールの動きが秀逸であることは誰もが

認めるところ。僕も正直似たような印象です。でも僕は点の獲れない

という部分はそれほど強くは思っていない。それは昔の柳沢の印象が

未だに強いからです。あくまで「昔から比べると」という注釈付です。


若い頃の柳沢は、それはもう手の付けられない突貫小僧という

イメージで、シュートチャレンジ出来る場面では確実にシュートを

選択していた印象が強いです。

J3年目最初のゼロックススーパーカップ、柳沢のレイトタックルで

当時守護神の菊池新吉が半年の大怪我をさせられたのは未だに

忘れられない出来事です。僕はあの新吉の怪我が、ヴェルディの

急激な衰退のひとつの要因になっていたとさえ思ってますから。

まぁ若い頃は誰でも自信がありますし、怖いものなしですから、

恐れずチャレンジすることがいい傾向を生んでいたのだと思います。

飯尾もデビュー当時はどんどん仕掛けていたっけなぁ。

話がそれました。


実のところ僕は、昨シーズン中にフッキの相棒に柳沢獲得して

くんないかな~と思っていました。まぁ現実的ではなく単なる妄想

なのでブログに書くことはなかったですが。


まぁ長々と書きましたが、まとめると

僕は柳沢自体は巷で言われているほどダメFWとは思っていない

ということです。特に相棒のFWを活かすのであれば最高の人材

だと思っています。


本当に柳沢を獲得したいというのであれば、哲さんは現在の4-5-1

の継続を考えていないということだと推察します。

まず1トップ向きでないし、サイドをやるにしても適正として向いている

とは言い難い。イタリアにいた頃は左サイドやらされてたけど、あれは

イタリアだったからこそのモチベーションでこなせていただけで、

日本であのポジションをやれと言われても守備サボったりしてしまう

んじゃないかと僕は予想します。

なにより柳沢はペナルティエリア付近で力を発揮するタイプ。

サイドに流れる動きはしますが、完全なサイドの選手としては最大の

武器であるスペースメイクが発揮しづらい。


よって僕は柳沢を獲るということであれば、哲さんが基本2トップを

視野に入れていると考えます。というと4-4-2か3-5-2か…。

そして解せない悠介の退団で思った、レジスタタイプ不要思考…。

それらを考慮すると、どうにも1ボランチを考えているような気がして

なりません。

守備から考えるであろう哲さんからは想像しづらいのですが…

4-4-2だとこんな感じでしょうか。


        柳沢   平本


          ディエゴ


  大野               広山


           菅原


服部                     海本

       萩村     土屋


           高木


正直形があまり見えてこないですね。

では3-5-2だとどうでしょうか?


        柳沢    平本


        

        大野   ディエゴ    

服部                     海本


           菅原


    富澤    萩村    土屋


           高木


う~ん、守備が怖い気がします。

しかし3-5-2の場合、こんなのがあるじゃないかとふと思いました。


        柳沢    平本



飯尾     大野   ディエゴ    広山



           菅原


    服部    萩村    土屋


           高木


アルディレスがとった作戦、中盤のラインをフラットに並べて高い位置

を保ち、前線の猛プレスからボールを奪ってのハーフカウンター。

ここ10年で最もヴェルディらしいサッカーをしていたあの天皇杯を

獲った布陣です。

ちょっと見てみたい自分がいたりします。


これをやろうとしていると読むのは完全に考えすぎですねぇ…(笑)

以上暇つぶしに柳沢獲得熱望の飛ばし記事からこんな感じで

妄想してみました。