アーセナル、ベンゲル監督の若手起用の上手さはどこからくるのだろう…
昨年不動のレギュラーでPKを併せて二桁得点していた、今や黄金時代
唯一の中盤での生き残り、ジウベルト・シウバを今年急にベンチスタート
にしている。
で、今レギュラーとして出ているのが昨年まで控えの一番手、若手の
クセに本職のボランチから攻撃的MF・SBまでこなすユーティリティ
プレイヤーのフラミニ。そのフラミニがやたら調子がいいとはいえ、
ジウベルトを急に控えに追いやるほどの決定打はなんだったのだろう
と思う。
他にも昨年までは大事に育てていた感のあったウォルコットを今年は
積極的に起用しているし、今までもアデバヨールやセスクやフレブなど、
常時起用しだすタイミングが、他のチームより早いような気がする。
しかももれなく成功するんだよね。
それと成功するといえば大胆なコンバート。
ベンゲル最初にして最大のコンバートといえば当時ウイングであった
アンリのセンターフォワードとしての起用。
その後もトゥーレのCB起用や、ジウベルトのCB起用、先ほども挙げた
フラミニのSB起用、最近ではエブエの攻撃的MF起用等等、
枚挙に暇が無い。しかもそのどれもが大失敗ということもなく、むしろ
ほとんどが成功していると思う。(僕が知っている限りでは)
思えば名古屋グランパスの大改革を施したときも確か誰かを大胆な
コンバートして奏功していたよーな…うろ覚えすぎ。
ベンゲルあたりをヴェルディに置き換えると悲しくなってくるので、あまり
そういう考えにはならないようにはしてるけど、下部組織が常に優秀な
ヴェルディがJ2に落ちても結局ユースあがりの戦力を固定できなかった
という事実は重いなぁと思います。
(この時期にこんな話すんなってことですよね…スイマセンつい勢いで)
ま~結局んとこ、羨ましいな~ってだけの話なんですけどね…。