遂に残り5試合。この5試合に全てがかかっている。
ここまでヴェルディは7連勝中と好調だが、この連勝を伸ばせたのは
連勝記録を伸ばそうとして達成してきたわけではなく、一戦必勝という
想いをチーム全体で共有出来ているからだろう。
もちろんこれは、その前に4連勝を達成出来ていたことも大きい。
今ヴェルディがこの場所にいられること。
それは様々な奇跡が積み重なって出来た事実であるが、この先の
5試合は奇跡が起こらなくても十分に結果を出せるハズであって、
今年のこれまでの軌跡を辿って考えれば、遂に長い長い上り坂を
抜け、平坦な道に出たといったところだと思う。
あとはゴールまで完走するだけでいい。
ここまで来てなにを恐れることがあるのか。
今のヴェルディにとって恐れることがあるとすれば守りに入る気持ち
だけだと、僕は思う。だが選手たちからは微塵もそんな素振りは感じ
られない。誰しもが残り試合全てを決勝戦と捉えていると言い切る。
だからそれもないと断言しよう。
それは7連敗を味わった時から、ヴェルディの全ての選手は慢心という
気持ちを捨て去ったから。もう一瞬たりとて相手を舐めることはないし、
どんな試合状況でも気持ちを切らすことが無い。
僕は今、なんの心配もしていない。
普通に5試合を消化すれば、自ずと昇格という結果を得られると心から
思っている。選手たちに全幅の信頼を置いているし、5試合全て勝ち
試合を見せてもらえると信じている。
あと僕が出来ることは、出来得る限り試合に足を運ぶこと。
今日は鳥栖戦と書いておきながら、相手がどこだろうと関係ないと
思っている。例えそれが今期負け越している鳥栖であろうと。
それは相手を舐めるとかじゃなくて、それ以上にヴェルディを信頼
しているから。
きっと勝ってくれる。
今日はその想いだけを持って、応援に参戦するだけです。