久々に仕事休みがもらえて何気に今月初更新になるのが、ヴェルディの

ことではなく日本代表のことというのがアレですが


今日はA代表の試合もあってそっちは結構ポジティブな部分が見れた

のですが、正直今終わったばかりの五輪代表のことがショッキング

すぎてこっちしか頭に浮かんできません。


この五輪代表、全くと言っていいほどメディアで取り上げられていません

が、タレント的には過去最高クラスの選手が揃っていると個人的には

思っています。が、これほどまでにその選手たちを使い切れない監督

が足を引っ張っているような気がします。


僕は普段監督についてはあまりうるさいほうではないんですが…

反町監督には期待していたぶん落胆も大きくて…。


僕の不満に感じている部分、それはあまりにもリスク管理に縛られ過ぎ

ていること。前回のサウジ戦が僕はこのチームの方向性を見る上で

重要な部分に位置づけていたのですが、そのアウエーで反町監督が

取った作戦は、守備的に行って負けないこと。

つまり勝つ気が最初からないサッカーを選択しました。

この時点で僕はこの代表にある程度の見切りをつけざるをえなかった。

世界という巨大なものに立ち向かおうとするチャレンジャーが、同等の

実力の相手に対し立ち向かうことを放棄していてはその後の結果は

目に見えているわけで。


今日の試合の結果は正にそれが裏目に出たパターンでしょう。

ラッキーセットプレーで1点獲ったら、その後はリスクをかけずに少人数

の個人突破のみで攻撃を終わらせ、残りは引いて守りきる作戦。

この時点で正直嫌な予感がした。でも僕もそれが逆転までされることは

予想出来なかった。


ん~、これだけ攻撃のタレントを抱えるチームなのに、なんで守備的な

所からしか入れないのだろう…。一人じゃ何も出来ないタイプの1トップを

戦術的に孤立させてなにがやりたいのか全く見えない。あれだけサイドの

タレントを抱えているのにも関わらず、中央に一人しかいないのではねぇ。

戦術上中盤が間延びしてしまっているし、押し上げが弱いため分厚い

攻撃が出来なくなっている。なんとも悪循環。


このままじゃ本当に自分たちから五輪出場権を破棄してしまうような事態

になりかねなくなった。試合後、自分たちで作ったツケは自分たちで払うと

反町監督が言っていたけど、これで覚悟を決めて攻撃的なチームに変貌

してくれることを望みます。僕は。


この選手たちがこの程度のサッカーで終わるのはもったいない…。