年齢 | 木津躰道協会 武道上達法研究会京都、奈良支部

木津躰道協会 武道上達法研究会京都、奈良支部

知る人ぞ知る、木津躰道協会卍蹴り道場。躰道や空手、その他思いついた事をつらつらと書いています。主に京都府木津川市、奈良県で躰道と沖縄古伝空手を指導しています。連絡先 090-6663-2999 manji.77369@gmail.com

武道、武術をやっていると必ず年齢の壁に
ぶち当たります。これは何も武道に限らず
スポーツやその他諸々でも同じ事が言える
と思います。

さて、武道、武術に対して年齢の壁ですが、
現時点では自然の摂理には適わないと思い
ます。つまり年を取れば衰えると言う事で
す。

漫画や講談なんかの世界では老人の名人、
達人が自分よりも遥かに巨躯の相手を難な
くあしらっていますが、ある意味一瞬で無
いとやられる可能性があるのではないかな
と思います。

現実に考えた時に、50、60代で元気に活発
に動き回っている人はそれまでちゃんと稽
古を継続してきたから動けるのであって、
何もしていないと当然動けないと思います。

体力的な問題ですが、これも20代と比べる
と衰えていると考えるのが普通ではないか
と思います。

年齢を重ねれば確実に運動能力は低下する
と思います。

しかし技術は体力的なものとはまた違って
くるので、これは年齢を重ねる方がより精
度が向上すると思います。熟練工のような
ものと考えています。

このような熟練した技術があって初めて体
力旺盛な若者と対峙出来ると思います。し
かし体力勝負でこられると不利な状況は変
わらないと思います。だから一瞬で勝負を
決しないとあかんと思います。

年齢の壁を解消するには、それなりの技術
を持っていないとあかんと言う事やと思い
ます。