こんばんは。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

ナカヤ　カズヒロと申します。

現在、大阪と奈良にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

どうぞよろしくお願いします。

今日は、禍を転じて福と為すについてお話いたします。

私は昔、色んなギャンブルを一通りやったことがあります。最後はデリバディブのオプション買いみたいなのにも手を出して、損とかしてました。お店を始めた頃まではギャンブルをやっていて、卍易で財運を上げる練習っていう大義名分を使って、パチンコに一時通っていました。

もちろん、卍易をまとめ上げている最中の頃の話で、今は全然ギャンブルはやっていないのですけど、卍易の読み取りの中の1つに連続相生というのがあるんですよ。

意味としては、「禍を転じて福と為す」なんですけど、たまたまその卦が出て、

あ、これちょっと体感してみよう

と思って、すっごい儲かるぞとか、ちょっと欲に絡んで行ったんですよ。

その時、財布の中に家賃を入れていたんですよね。その家賃全部を突っ込んでいくわけですよ。それなのに全然ヒットしなんですよ。

で、閉店2時間前ぐらいになって、

うわあ、このままやったらスッカラカンやぞ、これ外したかな、なんて思っていたんですけど、いよいよお金が最後の1000円とかになって、ままよと財布を空にして使っちゃいました。

するとその最後の1000円でフィーバーするのですね。閉店まで止まらずに当たりを引き続けて、結局その突っ込んだお金の倍ぐらい出ました。当時、5万円ぐらい入れていたんですけど、10万円ぐらい出て。残りの2時間足らずでびっくりしたのですけど、その経験を体感して、

ああ、運命って決まってんねんな

と言いますか。

この連続相生って、「禍を転じて福となす」というのが、ほんまに心理精神的に悪いなと思いました。

罪悪感ももちろん湧きますし、お金を使い込んでいるわけですから、いやいやもうあかんわ、もうあかんて気持ちになるわけですよね。それがバーンってひっくり返るので、まさにギャンブラーの刺激の部分ですよね。

金額的には安い金額なのですけれども、当時は凄く貧しかったので、精神的にそれを体感してから、なんかギャンブルそのものが虚しくなってきたんですよね。

運命の不思議を感じて虚しくなりましたので、ギャンブルは自分の人生にはそこまで重要じゃないと分かったのですね。人生をかけてやることが他にあると、連続相生の体験が教えてくれた。

それよりも、卍易の検証や、まとめることの方が面白くなっていたのも方向的に間違いじゃないと明らかになった。

人はその経験から価値基準が固まります。それがどんなに小さな経験だったとしても、きちんと受け止めることができれば、そこから大きく学ぶことができます。

ギャンブルというのは、リアルを生きている感を感じますよね。

リアルを大事に生きるとギャンブルをしなくても、ギャンブルのような人生の大きな賭けに出ることも出来るようになりますので、自分の運命を信じて突き進みたい時には、この時の感覚や経験が活きていたりしますね。

ということで、今日は、禍を転じて福と為すについてお話しさせていただきました。

ギャンブルにお金をかけるよりは、自分の可能性に対してお金をかける方が、自分自身がお金を生み出せる人になれますので、その方が一生ものになりますよね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また明日お会いしましょう。