信じて任せる
自由・公正・いたわり。
私は、この3つを大切にして生きてきた。
自分にも、相手にも、社会にも、
この3つは、公平に与え続けてきたつもり。
もちろん、我が子たちにも。
3歳までは、『大好き、大好き』と口に出して言い、
ギュッとハグすることだけを日課としてきた。
10歳までに手を放せるように、
少しずつ、少しずつ、手を放してきた。
子どもからの質問に対し、
『子どもだまし』は使わないと決め、
大人でも納得できる答えを子どもの知っている言葉に替えた。
放任主義は採用しなかったが、
目いっぱいの自由を与えた。
既存概念がないので言葉が見つからないが、
これを『信任主義』とでも呼べば、適当かとも思う。
おかげさまで、ふたりの娘は、それぞれの道を歩んでいる。
今、22と19。
ふたりとも学生だが、もう、すっかり、一人前だ。
そして、思う。
同じ理念、同じ方針で教育し、
同じ姿勢と態度で接してきたけれど。。。
まったく、正反対の性格の『おふたり』となった。
(笑)
教育の結果とは、不思議なものだ。
まっ。。。親として、今、笑っていられるのだから、
すべて、よし。とするのが、よいのだろう。