目の見えるボクには、 | まわりから『ありがとう』と言われて、生きていきたい

目の見えるボクには、

生まれながらに盲目の人に、
空の蒼さを伝えることが出来ないように、


『きみの痛み』というものは、
僕には、わかりえないもの、
なのかも、しれない。




それでも、ボクは、伝えよう。


君に。


空の蒼さを、美しさを。




この胸を通じて、


この高鳴る鼓動を、通じて。




触覚で、なら、伝えられるもの。。。


それは、温もり。


心の。。。温もり。。。




心は、体の一部かな。。。
体が、心の、一部。。。かな。。。


ボクには、どちらなのかは、
わからないけれど。。。