分身の術
46歳男性。
ぬいぐるみに話しかけるには、いささか、歳をとり過ぎているけれど、
ぬいぐるみの話を聴くには、いささか、耳が遠くなってしまったけれど、
心の中に、『自分を見つめる、もうひとりの自分』を、
『いくつになっても』育んでおきたい。
『そいつ』が、『自分』を『外』から見てくれる・・・
だから、周りの人の心に『心馳せる』ことも、できる。
自分のやっていることが、
相手に、どう捉えられているのかを
感じることは、出来るから。
『そいつ』は、まさに『相手』の心。
人の心を見通すことは、容易ではないけれど、
『心馳せる』ことなら、容易に出来る。
『心馳せる』側が、一方的に、『かんぐる』だけだから(笑)
『かんぐり』が、間違っていたって、
『心馳せ』た想いくらいは、
『温かさ』として、伝わるはず。
そう、信じたい・・・
もっとも、その『かんぐり』・・・
それすらしない輩がいるから、
風が冷たくなる・・・