『民事介入』
数年前、お菓子の『景品表示法違反』で、
『自主回収』という話がありました。
カルシウムの有用性に対する表示が、
厚生労働省の認可する文言と違っていたことによる『回収』です。
メーカーさんが『自主回収』としたそうです。
『表示が違法』でも、誰も具合悪くならないし、
『中身は表示どおり』なのだし、
文言の言い回しが少し違うだけで、
食べ物をゴミに???
表示部分にシールを貼れば、それでいいじゃん!!
この瞬間に、
世界で何人の子供たちが、餓死していると思っているの!!
(ちなみに、参考になれば、・・・)
↓↓↓
動画で見る100人の村
http://www.oasisjapan.org/main/modules/pico/index.php?content_id=4
実は、同時期に、
同メーカーの輸入する菓子の表示で、
食品添加物の表示漏れがありましたが、
それは『シール対応』でした。
輸入品では、この手のことは、
日常茶飯事なので、
『輸出国と日本との表示ルールの違いによる』、
『人体に影響のない』、
『日本で使用の認められている』
『食品添加物の表示法違反』を
『回収』していたら、
日本では、加工品輸入なんて、
商売として成り立たないのが本当のところ
もちろん、『害のある』話は、別もの。
納得できなくて、『東京都』に『ねじ込み』ました。
答えは、
『確かに、違法ですが、回収命令の出るケースでは、ありませんね』
『ですから、【回収しろ!】とは申し上げられません。』
『しかしながら、メーカーが【回収します】というものを、
【回収しないほうがいいんじゃないですか~!?】というのも、
【民事介入】になるので、できないのです!!』
でした。
警察に限らず、日本の行政は、
完全に、『後追い』の方針を
頑なに、貫いてきました。
戦前の『おいこら警察』に代表される、
『民事介入』と『遡及適用』を、
世界から、こっぴどく批判されたため、
近代西洋法体系の原理原則から、
一歩も展開させない方針を採ったのですね (*^-^*)
確かに、戦前の日本は『超人治国家』
もちろん、世界各国、
国の首領は『法治』されていますが、
その他は、どこの国でも、
程度の差は、あれども、『人治』。
『人の縁』が、社会を作り、守っています。
でも、それに任せていたら、
どんどん、戦争という悲劇が起きてしまったので、
『もっと、【法治】に傾斜しよう!!』
という世界の気運のときに、
現代日本が【法治の理想の具現化のテスト】として、
作られてしまいました。
これによって、『国民』は、
得失のいずれも、ありましたが、
『官』は、痛みなし。
『官』は、
国民を納得させる『バランス感覚』すら、
養う必要がなくなり、
『得』では、ありませんが、
『楽』を、手に入れましたね (*^-^*)
教育も近代西洋法体系の原理原則を
その生い立ち『抜き』に伝授したので、
日本人で、近代西洋法体系の原理原則を
『上手に破る』ことができる人は、稀です。
そんな風に
『権威ある』とされるものからの『情報』を、
『咀嚼せず』に、
『丸呑み』してしまう国民性ですので、
『官』は、『民事介入』を放棄しても、
国民からの『畏怖』や『利権』を
失わずに済んでしまいました。
国民性としても
『個人』の意識が薄弱なので、
『官』は、『群れの首領』と
懇ろになっておけば、
すべて、事足りてしまいす(笑)
最近は、み~~んな、
『個性を大事に』
と、おっしゃいますが、
口々に、
『個性を大事に』
『個性を大事に』
『個性を大事に』
って、
すごく『没個性的』・・・(大爆笑)
そして、
『個性なんか、いらない』と
藤原正彦氏(『権威』ある『賞』を獲った人)が
言うと、
また、
キャー ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(≧∇≦)〃ヾ(*≧∇≦)〃 キャー
って、
雁首そろえて・・・
面白すぎて、悲しくなる・・・