原理原則、例外規定 | まわりから『ありがとう』と言われて、生きていきたい

原理原則、例外規定

本業のお取引先様が、モーレツに、面白いことを言ってきました。


『返品をする場合は、必ず、現品を添えてください』だって(笑)


あっ、笑って、ごめんなさい。


そのこと自体は、正しいし、全然『面白く』ないです。


私の会社でも、『物には、必ず、伝票を』と、
うるさいほど言っているし、
『伝票』と『もの』の合致に神経を尖らせるのは
『あったりまえ!!!』


でもね、実は、私の会社では、
その部分については、十分にシステム化されていて、
『返品』の一部を、私の会社で処分して
お取引先様に『もの』を返していないんですね。


もちろん、うっかりすれば、『不正』に繋がる、
『やっかいもの』のシステムにさえ、みえてしまいますね (*^-^*)


それを、全く、否定しません。


でも、不正をすると、私の会社が損をする。


そして、たったひとつだけある、
不正をすれば、私の会社が儲かってしまう、
その抜け穴は、
お取引先様が、抜き打ちで、
私の会社のシステムをチェックすることができることを
完全に、保証している。


そんなシステムで、不正できますかね。
そんなシステムで、不正しますかね。


できませんよね。
しませんよね。


お取引先様の『お偉いさん』も、個人的には、
『言っていることは、わからんでもない』が、


『返品をする場合は、必ず、現品を添えて』は


会社の『原則』だから、
『社長』が、『いい』って、言わなければ、
『駄目』だって。


そのくせ、社長に面談を申し入れたら、
『面会謝絶』(笑)
社長は、その『お偉いさん』あてに
『君に、全部、任せる!!』って、
おっしゃったんですって。


で、結局、その『お偉いさん』の『判決』は、
【【【 取引停止 】】】 だって! \(◎o◎)/


よ~~く、考えてね。


たとえば、『危険』なので、『立ち入り禁止』になっている場所。


それはそれは、遵法意識の強いあなたのことですから、
『立ち入り』しませんよね (*^-^*)
たとえ、あなたの運動神経からしたら、
『大して危険ではない!!』と思っても・・・。


でも、そこに、小さな子供が、『立ち入って』しまっていて、
『怪我をして、動けなくなっている』ときに、
『俺は【立ち入れない】から、這ってでも、看板のところまで来い!!』
って、言うの?その子供に!?


看板に『社長』の名前で、『立ち入り禁止』って、書いてあるから!?


ホント!?


『あぶり出し』か、『言下に』か、は、別として、
『ただし、その場合は【よし】』
って、書いてあるんじゃないの!?


『その場合』の『その』は、
『正義が通れば』
と、考えていいんじゃないの!?


いちいち『社長』が、『その場合』を、逐一、
『ルール』に付記するかしら!?


付記されていないから、
『例外なし』って、考えるのって、『正常』!?


全権を『社長』から委任された『お偉いさん』が、個人的には、
『言っていることは、わからんでもない』っていう場合は、
どんな、場合よ!!


『立ち入り禁止』を守っている場合では『ない』でしょ!!


佐々木幸綱氏の言葉より、ひとつ


父として、幼き子らの、見上げ居り、
願わくは、金色の獅子と映れよ


あなたの背中、息子、娘に、見せられますか。


えっ!? まだ、わからないの?


じゃあねぇ~


過日、混合診療の判決があったこと、覚えていらっしゃるでしょ (*^-^*)
『混合診療中の保険診療部分の保険適用の是非』について、
でしたね。


東京地裁は、国の法解釈は『違法』としましたよね、
『ルール』の中に『例外規定』をわざわざ謳ってあったとしても、
【『例外規定』以外の例外を例外と認めない】と、
規定されていない以上、
『例外規定』以外の例外も、
【例外】と認める場合があることを妨げてはならない。


という、判決ですよね。


さらに、この判決を以って、
『ルール』そのものの『違法性』『不適格』を
表明していないところも、すばらしい。


ということは~~、


ましてや、『例外規定』すら設けていない『ルール』に
『例外などない』とおっしゃる『お偉いさん』!!
頭を冷やしたほうがいいよね (*^-^*)


あっ、ちなみに、
返品の現地処分額は、月に1000円もあるかな~?
もっと、少ないかな~?


あなたの会社の風土が、この会社に似ていたら『危険』ですよ (*^-^*)


『おことわり』


この記事は、すべて、事実に基づいておりますが、
特定の組織、人物を誹謗中傷するために
記事としたのではありません。


住みよい、暖かい、そう、心豊かな社会に暮らしたいと願う筆者が、
金と力のバランスで物事を解決することしかできない、
一部の未成熟と思われる組織や人間性に対して、
成熟して欲しい、と願う、極めて、温和な心から、
勇気を持って、公開させていただいた次第です。


『あ・な・た』は、きっと、変わることができます。
『あ・な・た』は、これから成熟・円熟することができます。


きっと。