『憧れ』は高くつく!!
私の父は、自宅をアパートにして、
その一室に住み(もちろん、私も)、
残りを賃貸アパートとしていました。
父は、
不動産屋さんに仲介手数料を取られるのが
大嫌いでした。
だから、安い仲介手数料の不動産屋さんを
探しては、そこに依頼していました。
結果は、見えていますね。
サービスは悪いです。
賃借人とのトラブル、
非常識な賃借人の非常識なクレーム!
賃借人同士のいざこざ!
全部、父が、時間とお金をかけて
解決していました。
父は専門家ではないので、
解決に多くの労力をかけていました。
結果として、
父の知恵、知識は玄人肌になり、
何でも、自分でこなせるようにはなりましたが、
結局『器用貧乏』でした。
周りから、その知恵を頼りにされ、
感謝はされていましたが、
父の知恵を頼る人は
専門家に『お金』を払いたくない人!!
ですから、父にだって、
形ばかりの謝礼と『ありがとう』の一言。
これだけ!!
聖人君主としては、
それでよろしかろうと思います。
でもね~~!!
大切なことだけれど、
それだけじゃあ~! ねぇ!
その中でわかったこと。
住むための『家』は必要。
でも、日本の賃借人は、
異常なほどの法的庇護を受けている。
こんな中で、一般人が、
不動産管理になんか
手を出してはいけない、ということ。
借家が一番!!
だって、大家が儲からないっていうことは
賃借人が『いい思い』しているってことよ!!
よく『家賃並みの支払で、憧れのマイホーム』だって!!!
お笑い種ですよ。
賃借人として、
大家に苦情を言っておけば済んだことの
『全て』が自分に降りかかってくることが
わかってないんだよね。
ましてや、
借金で『マイホーム』買うなんて
『お金』の使い方、
下手過ぎ!!!
それでも、
『マイホーム』に憧れている人がいる。
学生時代、近代経済学の『いろは』の『い』で
習いませんでした?
需要と供給って!!
オークションと同じでしょ。
『憧れ』なんていうものが、
商取引の中に介在すれば、
高いものにつくに決まっているでしょ!!
一昔前に流行した『プラダ』のバッグなんて
考えようによっちゃあ、
ただのナイロンバッグじゃない!!
ここに、気付いちゃったのよ。
笑っちゃうけれど、憧れている人がいる。
この人たちがいる限り、
不動産は、売り手の勝ち。
賃貸物件所有、管理するなら、
サブリースないしは、それに近い仲介サービスで。
これしかないって。
遅れ馳せながら、数年前、
ロバート・キヨサキの著書を読んだら、
同じこと書いてあるじゃない!!
あっちゃ~~!!
執筆活動を具体的にやった彼の勝ち~~~~~!!
何?まだ、読んでない?