プネで”お茶”を通じて出会った、”Synerveda”のハーブ・ティー。

 

創立者であり、自社製品のお茶の調合を手がけるアダムは、カリフォルニア州立大学で栄養学の修士号を取得した、遺伝学と栄養学に通じた生物学者でもあります。

 

ミルクと砂糖がたっぷりの”チャイ”文化のインドで珍しい、効能重視のハーブティ。

”ハーブティー”と表現するよりは、”薬草茶”といった方がいいようなお茶です。

フローラルやフルーツ系のハーブティーが苦手で、漢方薬好きな私のツボにはまりました。

 

アダムは、自然療法と代替療法の分野で活動を続けながら、人間の体が本来持つ自然のエネルギーのバランス、食事法(医食同源)・健康法(ヨガ・瞑想)といった日常生活に関わるものから生命そのものまでを科学するインドの伝統医学“アーユルヴェーダ”の医師から、“アユルベーダ”の原則を学ぶ過程で、植物界に隠された魔法を見出し、豊かな自然に囲まれたゴア州のアンジュナに移住をし、植物から抽出されたエキスを使用して、製剤開発から始めたそうです。

 

遺伝学と人間栄養学において得た知識を統合して、人間本来の能力と機能を最適化する基盤作りのサポートをするために、“シナルベーダ”を立ち上げ、 オリジナルのハーブ調合と、それぞれの症状に効果の高いお茶作りを続けています。

 

.カフェインよりも目が覚めるEnergy、内臓の浄化や機能促進に働きかける(常飲により彼のお父さんの血糖値が下がったらしい)Detoxy、呼吸器官に効果的なBreatheezy、体内浄化から肌の健康を取り戻す助けをするSkin-ny、心を落ち着かせ、ストレスを軽減に効果的なRelaxie,脂肪の燃焼を促進するWeight Lossの6種類のお茶があります。

http://synerveda.com/

 

インド国内はもちろん、アメリカやヨーロッパにも顧客をもつSynerveda。インド産のハーブだけではなく、南米のマテ茶、緑茶や高麗人参など、私たちに馴染みのあるお茶もブレンドされています。日本での販売はもちろん、いつかコラボレーションできたらいいね、と計画中。
 

私は、毎朝デトキシー茶を飲み、仕事中眠くてどうにもならない時には、エナジー茶で覚醒!(怪しいハーブは入っていません・・・)。特に呼吸器官に問題がある訳ではありませんが、(チャクラが閉じ気味なくらい)味的にはリコリスの利いているブリージー茶がお気に入りです。
 

インドでは強い”フレーバー”と甘みが求められるため、コーヒー同様、なかなか大衆受けは難しいそう。インドでは最近(前から?)肥満が問題になっているので、緑茶ブーム(なぜか緑茶を飲めば痩せると信じられている)ではあるのですが、砂糖離れと”素材の味を味わう”という観念に行き着くまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

甘ーいチャイもたまにはいいですが、ほどほどに!