インドでの生活を始めてから、私の生活に欠かせなくなってしまったものがあります。

それは、”マウス・フレッシャー”と呼ばれる、食後に口にする複合スパイス。

 

一番シンプルなものが、ただ炒っただけのフェンネル・シードで、そのほかによく見られるのが、炒ったフェンネル・シードに氷砂糖を混ぜたもの、カラフルな砂糖でフェンネルをコーティングしたもの。

日本のインド料理屋さんに行った事がある方でしたら、お会計の際に一度は目に、口にしたことがあるかと思います。

 

インドでも食堂やレストランでは食後に必ず出されるし、家庭でも”マウス・フレッシャー”は欠かせないアイテムです。

お店で出されるものには、大体砂糖が混ざっているので、砂糖嫌いな私は自分で作るようになりました。ブレンドは毎回適当ですが、私がいつも用意するのが、
フェンネル(メイン)・コリアンダーシード・白ゴマ・亜麻仁・アジョワンをホールごと炒ったものに、八角・シナモン・クローブ・カルダモン・生姜・リコリスをパウダー状にして混ぜます。


 

どれも、消化を助ける効能のスパイス。 

 

いつも200gはまとめて作り、家用、会社用、持ち歩きようと常備していますが、味が好きなので、食事に係らずとも、口寂しいときにとりあえず一つまみ食べたりています。

 

完全に中毒です・・・。

 

でも、チューインガムや、科学的なものが沢山入ったうがい薬なんかより、よほど安全で

ヘルシーです。フェンネルだけでも十分なので、日本の皆様も是非ためしてみてください。

フェンネルの味に抵抗がある方は、炒った後に砂糖を少し混ぜてからませると、口にしやすくなると思います。