やってみた! 油圧ブレーキのオイル交換作業ww
とあるポケバイ愛好家さんからご相談頂きましたので、
『油圧ブレーキのオイル交換作業』をやってみました~ww ヘ(゚∀゚*)ノ
僕のポケバイはヤフオクでも売っている、1台2万円ほどの”中国製”ポケバイです。
まぁ意外とよくできてて速いので、ヒザスリで全開コーナリングが楽しい~ww
しかーし! ノーマルのブレーキは安価な”ワイヤー式”で、これが非常に怖い・・・
走行中に引きずるのはもちろん、ロックしたり、運が悪いとブレーキングで分解したりします Σ(・ω・;|||
危ないのでレースする人はみんな油圧ブレーキに交換しちゃいます (まぁこれも中国製ですけどねww)
信頼性も性能も段違い! 5000円くらい?なので、身の安全の為にぜひ交換をオススメします。
さて、そんな油圧ブレーキもしばらく放置してたらスカスカになってしまって・・・
エアが少しずつ混入するのかな・・・? 定期的にメンテが必要って事ですね (・_・;)
ブレーキオイルの交換に必要なモノは『+ドライバー』と『8ミリのスパナ』(モンキーレンチも可)です。
その他には『透明なチューブ』と『受け皿』、あとは本命の『ブレーキオイル』ww
オイルを拭き取る為の『ブレーキクリーナー』と『ボロ雑巾』も必要かな。
キャリパーにはオイル排出用のニップルがあるので、
ここに透明なチューブをつなげます。(内径6ミリ、20cmくらい)
チューブは中が見えるものにしてね。
作業中にオイルの流れとエアの排出を確認する為です。
さていよいよマスターシリンダーのふたを開けます。
(できればマスターシリンダーがなるべく水平になるように、
ブレーキ自体の位置を調整しといた方がベターです。)
↓フタは+ネジ2本外すだけで取れますよww
↓取れたフタはこんな感じ
もし量が少なかったら継ぎ足しておきます。
↑吹きこぼれに注意!
(画像は作業前に撮ったのでフタしまってますが・・・)
レバーを握ったまま止め、ニップルを『ゆるむ』方向に回します。
ニップルはちょっと”ゆるめる”だけでOKです。
取れるほどゆるめちゃダメよww
そしてここが重要ポイント!!
オイルの流れが止まったら、レバーを緩める前にニップルを閉めます。
そしてゆ~っくりレバーを緩めますが、
その時にマスターシリンダー内のオイルも減っていきますので、オイルを継ぎ足してください!
ここで少しでも空っぽにしてしまうとエアが混入してしまいます・・・∑(゚Д゚)
マスターシリンダーがめっちゃ小さいので、常にオイルの量には注意しててくださいね Σ(・ω・;|||
さて、ニップルを閉め、レバーを戻しながらオイルを注いだら、”最初”の状態に戻りますね。
また数回レバーを握り、握ったまま止めてニップルをゆるめてオイルを出す。
そしてニップルを閉め、レバーを戻しながら減っていくオイルを足す・・・この繰り返しですww
くれぐれも空にはしちゃダメよ!(・ω・)b
3回ほど繰り返すうちに、ほ~ら出てきましたよぉ、でっかいエアが・・・
ここからさらに数回繰り返し、エアが出ない事を確認しながら
チューブ内のオイルを新しいキレイなオイルに入れ替えます。
エアが入っていないかどうかの判断は、
ニップルを閉めた状態でレバーを握ったときの”手ごたえ”がカッチリしてくるハズ (o^-')b
エアも無く、オイルもキレイに入れ替わったら、
最後にマスターシリンダーにオイルをなみなみと注ぎ、
エアが入らないように溢れさせながらフタを被せます。
そのまま押さえながらビス2本で固定して終了です。
注意点としては、
1. ブレーキは車で言えば”重要保安部品”なので、慎重&確実に作業してね
2. 多少オイルが吹くと思いますが、ブレーキディスクなどにオイルがかからないように注意!
3. 使った工具の種類やサイズは僕のブレーキの場合です。
中国製は形は似てても製造場所による個体差が大きいので、サイズは確認してね
ちなみに僕が交換したブレーキオイルはコレ↓
世界のヤマハ製ですww
僕はこれをカートのブレーキにも使ってます ヽ(゜▽、゜)ノ
まぁやってみると意外と簡単ww
交換にチャレンジする人、がんばってみてくださいね!
(交換後に初走行する際、最初は様子を見てね・・・)
ご質問あればいつでもどうぞ~ ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ