開運したい、願いを叶えて欲しいと頻繁に神社仏閣参拝される方、いろいろな開運グッズ(たくさんの御札や御守・パワーストーンブレス等)、縁起物を集め、所狭しと飾る方がおられます。 入り口としては悪くはありませんが、そのままでずっと他力・物ばかりに頼っている状態では、進展しないばかりか後進することが多いようです。
神仏参拝は とても良い行為ではあります。
しかし、感謝や報告もなく、次々と神様にお願いするばかりで 自助努力、または内省のない我欲のままの祈りでは、受け取れる恩寵・冥加・妙果は間違いなく減少していきます。
と言うより、受け取れる量が 自分の器分しかありませんので、物足りなく感じてしまうのでしょう。 神仏様が、たくさんの幸運や願望達成のお力を授けられたとしても、自分の器分しか持ち帰れないからです。
器を広げる祈りとは については過去記事に書いておりますが、ご自身の魂を形成する 過去世・今世の余分なものを浄化する事で器を大きくすることができます。その浄化の為に、自分自身の過去の魂を癒す事は重要ですが、その一つ一つの過去世に関わる縁者との軋轢やわだかまりまで解消しておくことも重要です。
もちろん今世におけるご先祖様からの家系的因縁、婚姻先の因縁、周囲との人間関係からくる影響もあるはずですので、それについても 一つずつ解消していく その行為自体が滅罪にも繋がっていきます。
今世の今までの 人付き合いを振り返ってみても、いろいろな反省点があったり、知らずに大きく人を傷つけていたりすることもあるでしょう。
もしかしたら、恨まれたり妬まれたりしているかもしれません。
こちらでよく受ける良縁相談で、「私 男(女)運ないんです。」 と言われる方の中には、最初から分かるよね? という方を自ら選んでいたり、または過去に付き合ってきた、元カレ、元カノ との付き合い方、お別れの仕方等で 確執が残っている場合は良縁遠くになりがちです。 それに気づいていない事の方が多いとは思いますが、それだけでも膨大です・・・
それに加えての 前世・前々世～過去世とあるわけですから、現在の状況は、
それらの人生の積み重ねの結果であると まず納得しておかなければなりません。
その点を無視して、いつまでも 神仏に解消を願い続けましても、最初はビキナーズラック的な事はありますが、徐々に「そろそろ気づきなさい!」モードに切り替わる事が多いです。
次回、基礎編②、そして実践編へと続きます。
