一昨日、本年の初護摩を無事に終えました。今回は、通常の開運吉祥護摩に、一家五名全員分を個別でという急遽の依頼もあり、通常の倍の時間がかかりました。
一家全体を一括りとした護摩でしたら普通ですが、各々個別でというのは、おそらく余程のトラブルが発生したのでしょう。
護摩木の本数は、願いに応じ多いに越したことはございません。また、ご家族全員の場合 一家全体で一気に修法した方が、相乗効果もあるのか より効果的であると感じました。まぁ、これは一家に降りかかる負の因果を 相対的に取り祓う必要がある場合です。
例えば、お子様の事でお悩みの親御さんが お子様だけの問題解決を願う場合においても、実際には 親御様 もしくは先祖系の悪しき因果がお子様に降りかかっているのが主因である場合があります。その場合は双方の負の因果を同時に一気に浄めることが、結局は早期解決に繋がる場面を多く見てきたからです。
そういえば先日 同類のご相談者で、先月婚姻された娘さんの婚家の因縁、具体的にはお婿さんの亡きお祖母様に当たる方の敵意というのか 結婚自体に反対なのか
恨めしい意識をむけられているというのがありました。
現実的に 普段仲の良い母娘は、正月から大きな口喧嘩、翌朝正月飾りも落ちていたらしく なんとも不吉な年明けを消し去って欲しいというご依頼でした。
この場合、娘様は婚姻すれば 婚家の影響がモロにあるのはもちろんですが、
お母様にも飛び火することも多々あります。ただし、霊的感性の高い方に影響するという事ですので、一家の中でも 影響が分かり易く出る方と全く何も感じない方となるのは、同じ負が降りかかっても感じない、動じないという違いでもあります。
今回のお話は、よく神仏に手を合わせる方、神社仏閣によくお参りする方への注意点でもあります。
ご自身には何もなくても、または気づかなくても 家族に伝播させてしまう事があるという事を念頭に入れておきましょう。まさに ウイルスや病原菌と似ております。
身体的な手洗いや殺菌同様に、霊的にも自身のみならず ご家族・近親者全体まで見据えて参りましょう。
数日後に大寒波が襲来するようですので、心身共にご自愛ください。
一昨日関東の虹の画像 撮影 by M子
