一昨日、先生の予約の入れ忘れで実施できなかった点滴、

今日ぼちぼちと行ってきました。


木曜日は外来患者が多い印象。

ケモ室も満床に近かったです。

そんなわけで、ルートとり(点滴の針を血管に刺す)は処置室で別の看護師さんがとってくれました。


どこの血管に針を刺すかは

看護師さんによって違う。

今日の看護師さんはチャレンジャーで

腕のまっすぐなところを探してくれた。

しかし、針が中まで進まない。ちょっとぐりぐりして諦めた。

「悔しいなあ」と漏らす看護師さん。

いやあわかります。悔しいですよねー。

そして2箇所目も腕のまっすぐな場所に挑戦!

血管、見えるんですか?と聞くと、見えないけど触るとわかる、と言う。

そうなんだ。刺さるといいですね。

しかし、2箇所目も針が進まない。

うーん、おかしいなあ。ぐりぐり。

血管突き破るよりはいいけど、まあまあ痛い。

「諦めます。ごめんなさいね。もっと練習します」

やってみないとわからないし、現場を積むしかないですよね。

今日の看護師さんはチャレンジャーで好きです。

結局、いつもの関節の太い血管に刺し、

しかもなぜかいつもより太い針。

抗がん剤は漏れると大変だから細い針なんだけど、って言われ、

えー、じゃあなぜに太い針刺した?大丈夫なんだろうねえ。



いつもの火曜日はケモ室も空いていて静かだけど

木曜日は混んでいて少し賑やかでした。

窓際が空いていたので良かったけど、ちょっと寒かった。

いつものように寝ようと思ったけど、なかなか寝付けず、

オーディブルで『全てがFになる』森博嗣著を聞きました。

オーディブル、読まなくていいから楽なんだけど、朗読する人が好みかどうかで変わってくるのが難点。

男性のナレーターが女性のセリフを読むのに違和感があったり

間の取り方なども気になる。

この本、なかなか進まない。2倍速で聴いてても、ぜったい自分で読むほうが速い。


大昔、子どもの読み聞かせサークルに入っていたこともあるけど、

ほんと人によって抑揚の差があって、

私は登場人物に色をつけたくないので淡々と読んだけど

子どもウケは大袈裟なくらいの方が良かったかな。

話ズレました。


そんなこんなで聞きながらうつらうつらしてたら

気づいたら点滴が終わってました。

ん?終わるのちょっと早いのでは?と思ってたら

ケモ室の看護師さんが

「間違えて速度を早めてしまいました」と報告。

主治医にも確認し、

「今は回数を重ねてるからアレルギー反応の心配も少ないと思うけど、念のため30分安瀬に」とのこと。


これまでも点滴後に何か症状が出たことはなかったので、具体的に気になることもないけど

ケモ室のリーダー的な人も頭を下げに来たから

それなりのミスなんだろうな。

家に帰って何かあれば夜間外来でもすぐに連絡を。と言われて、ちょっとビビったので

今日は大人しくまっすぐ家に帰りました。


人的ミスは絶対あると思うけど

ほんと命に関わるお仕事をしている人は気が抜けないよね。

いろいろな分野で進歩はしてて大きな事故は減っているはずだけど

今回でいったら速度調整は点滴棒に機械が取り付けられてて、それに人が数値を手入力してて。

それだって昔はそんな機械がない時代もあっただろうけど。

それもそのうち薬剤をスキャンしたら速度も自動化できそう。

人的ミスは少ないに越したことはないですよね。


とりあえず、今のところアレルギー反応は出てないので、このまま大丈夫であって欲しい。



↑今日の点滴薬剤。

ライブリバントは商品名で薬剤名(一般名)がアミバンタマブ。

ラズクルーズも商品名でラゼルチニブが薬剤名。

どちらもお値段くっそ高い。

この2剤がわたしの命綱。

ポララミン(抗ヒスタミン剤)、ファモチジン(胃薬)、アセリオ(解熱鎮痛剤)は前投薬で

投与時間15分ほど。

ライブリバントは2時間。

トータルだいたい2時間30分。

今日は1時間30分ほどで終わりました。

いつも点滴終わった後の血圧が低くて、今日も上が98って100切ってる!下も60台。

よくふらつかないで歩いてるわ。