とどのつまり役者と言うのものは、、、なんて書き出しだといかにも偉そうなことを言うようですが、その期待に応えまして、偉そうなことを言ってみましょう。
役者っていろんな人がいる訳で。
役者以前に人っていろんな人がいる訳で。
カワイイ、きれい、美人、イケメン、男前、カッコいい、二枚目、ハンサム、可愛らしい、などなど。
様々な整った容姿を形容する単語があるのですが、これはもう生まれもった才能言っていいでしょう。
役者をやってる方にはこういう方も多くいらっしゃいます。
逆に、そういう生まれ持った才能を持ってるからこそ、役者を目指した方もいるでしょう。
またまた、違うジャンルで活躍していたのに、そういう容姿だからこそ役者に転向というか、役者を始める方もいるでしょう。
でもね、それだけじゃダメなんですねー、と。
ただカワイイ、ただきれい、ただ男前、ただカッコいい。
そういう人が舞台に立ってるだけじゃ、2時間も持たない。
見飽きるというかさ。
だから、役者ってそういう人よりも、何かこう変な魅力を持ってる人の方がいいんですよ。
こう客席から見てて、なんか魅力的な人だな、変な人だな、ちょっと飲みに言って話してみたいな、そう思わせるような人じゃなきゃダメだと。
とどのつまり、役者というのは「人間力」というのが大事なんだと。
その上で、演技力とかが必要になって来るんだと。
と、自分ではなく鴻上尚史さんがラジオで言ってました。
コレを自分が言うと、何を偉そうなとなるんでしょうが、鴻上尚史さんが言ってるとなると、おぉなるほ…となると言うね。
何を言うかより誰が言うかというお話でもありますし、この鴻上尚史さんの言ってることは物凄く共感するのであります。