演劇って、そもそも一回しか見ないことを前提にしているのかな?と、ちょっと思いますた。
ますた、というのは誤字じゃないよ。
映画とかで伏線張りまくって、あとでそれを回収して~的なのってあるじゃない?
前半で出てきたシーンを、後半でカメラアングル変えてもう一回同じシーン流すけど、実はあの場面にはあいつがいてた!みたいな感じとか。
同じシーンの隅っこを拡大したら、群集に紛れて実はあいつがいてた!みたいな感じとか。
主人公とかが、誰かとのやり取りを思い出す回想ってんですかね?そんな場合は、もう一度同じシーンが流れたり、さ。
たまに演劇でもそーゆーのってあるじゃない。
回想シーンをするときって、さすがに映像じゃないんで、同じシーンを流すってのはできないから、役者が人力で同じシーンを再現する、あるいはセリフだけを言う、とかそんな感じになるんですが、冷静に考えると意外と滑稽に見えたりする。
なんと言うかちょっとわざとらしさが出てくると言うかね。
それこそ、再現するシーンを演じる時に噛んだり、トチったりしようものなら、その噛んだこともそのまま再現すんの?ってことにもなりかねない。
実際、そーゆー時ってどうしてんですかね?
「もう一回見たい」
そう思ってもらえるのは、演劇として大成功だと思う訳。
もちろん、公演期間が長く、一週間、二週間あったり、Wキャストで演者が入れ替わって違う回だと、また違った感じで観る事ができたり、それこそ1つのストーリーを敵側、味方側みたいな感じで視点を変えて2回見させるのを前提としてた芝居もありましたね。
でも、よっぽどじゃないと2回見るということはなかなかない様にも思います。
リピーター割引というシステムの公演があるくらいなので、複数回見るのも前提っちゃあ前提なのかもしれませんが。
映画とかドラマだと、もう一回上映期間中に見て~、録画して~、レンタルして~ってのがあるんで、伏線張りまくってそれを回収する系の話だと、もう一度いろいろ分かった上で見ると、楽しめるみたいなこともあるかと思います。
でもって、それがわりと気軽にもう一度見れると言うか。
もっと気軽なもので言えば漫画とかね。
ワンピースとか伏線めっちゃあるしね。
逆に気軽に伏線を張れるんで、張りすぎて回収できなくなった漫画もあるけどね。
演劇はそうでもないのかな?と、ちょっと思いますた。
なんと言うか、伏線張りすぎるストーリーや設定は演劇には不向きなのかな?と。
「(舞台として面白いから)もう一回見たい」という純粋な「もう一回見たい」
ではなく、
「(伏線があったからそれを踏まえた上で)もう一回見たい」っていうのは何か演劇っぽくない感想やなと思いました。
あと、以下は次回公演の出演者オーディションの詳細です。
オーディションと言うか、出演者募集というか。
興味のある方、または友人知人に興味がありそうな方がいらっしゃる方など、ありましたら連絡お待ちしております。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
マニンゲンプロジェクトvol.9 『つくづくな人間』出演者オーディション
開催日時:2014/9/13(土)14:00~17:00
開催場所:吉祥寺駅付近の公共施設
参加費用:無料
参加条件:2014/10月から開始する稽古及び、2015/1/26~2/1までの仕込み・本番期間に参加可能 な健康で責任感のある20代~40代の男女
募集人数:若干名
稽古日程:2014年10月から毎週日曜日午前10時~午後5時 2014年12月から終了時間が午後8時に
なる場合有り。
稽古場所:JR立川駅周辺の公共施設
公演日程:2015/1/28(水)~2/1(日)計7ステージ。1/26,27は仕込み日となります。
公演会場:下北沢 楽園
チケットノルマ :なし
チケットバック:売上に応じて有り予定
上演作品概要:とある風俗店を舞台にした群像劇。過去と現在、そして未来との葛藤。
『どうして風俗で働いてんの?』『あなたって一体何ですか?』
青臭くてほんのり切ない、マニンゲンプロジェクト初の青春ラブストーリー!?
・・・の予定となっております。
以上、興味を持たれた方、参加してみたいと思った方は
maningen.project.info@gmail.com 宛てに『オーディション参加希望』とご明記の上、簡単なプロフィールと写真をお送り下さい。
また、上記日程に合わないけれどご応募をお考えの方、またはご質問のある方などいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。責任持って返信致します!!