出演して頂いた役者の方たち | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

実はいつもパンフレットに役者紹介を僕が書いてるのですが、今回はそれがなかったので、ここでちょっとやってみますね。



石原茂史


爽やかな納豆って感じの人ですかね。ネバっとしたことをさらりと言いますね、凄い毒舌を。「つまようじ取って」っていうテンションで「お前、殺すぞ」とか言いますね。こうやって書くと酷い人のようですが、そうでもないです。っていうか、凄く良い人です。この人のセリフから始まるから初めの頃に稽古がうまく行ってたっていうのがあると思う。凄く人を安心にさせる不思議な力がある人です。一緒に飲むと面白いですよ。

でもって好感度の高い顔してるんですよ。この人がもしも医者で「ごめん、手術失敗しちゃった」って笑顔で言ったら、大抵の人は「気にすんなよ」って笑いながら死ねますよ、多分。そんな感じの人です。


上田季穂


石原さんが開幕投手なら、この人は4番バッターですね。結構慎重な4番バッターです。人見知りが激しいと言っているのですが、人見知りというよりは人間不信に近いような気もしないではないですが、その芝居のセンスと飲み込みの速さたるや、尋常ではございません。物凄く気丈な性格の持ち主ですが、誰よりも傷つきやすく、傷つくのを怖れます。そういう繊細さもあるので、この先うまくやって行けばきっと立派な女優さんになれるのではないでしょうか。どんな才能も選択次第だろうと思うので、そこだけ気を付けたら良いと思う。センスで突っ走ってるように見えるけど、決してそうでもないと思いますよ、僕は。ただ基礎を大事にしたり、芝居っていうのはこういうものだ的な人からは中々良さが分かって貰えないかもしれませんが、負けずに頑張って欲しいです。好きなことをやるというのは、実はとても厳しく、辛いことでもあるのです。


宮内千奈


さびしがり屋ですね、多分。今回の中では一番。そして負けず嫌い。そして最年少です。責任感が強くて、仲間想いです。僕の知り合いでは一番評価が高かったように思う。難しいぶっ飛んだ長い独壇場を見事に演じ切りました。きっと頭の中で作り上げた動きやシーンを中々再現出来ずに悩んでいたのではないでしょうか? あえて放置してみました。

関係ないですが、もしも僕が学校の先生だったら宮内さんみたいな子がクラスにいてくれたら嬉しいです。文化祭とか、多分彼女をリーダーにするでしょうね。


池田萌子


この人はその気になったら多分大きな劇団に入れるのではないでしょうか? っていうか、そのストイックさが凄いです、この人。だって東京に行ったら下北沢で芝居やるのが夢って思ってたから、下北沢以外の場所は絶対に出るつもりありませんでしたって普通に言うからね。とりあえずサークルとか、知り合いに紹介して貰った劇団とかに行くでしょ、普通は・・・。でもってそんな人生の初舞台を大河ドラマに何度も出てるような大女優がたまたま観に来るって、結構何か持ってるんじゃないですかね?

でも泣き虫。っていうか、泣き虫な奴ってストイックな人が多いような気がする。感情のスイッチが「感動」とか「悲しみ」とか「怒り」じゃないんだよね。「悔しさ」なの。でも顔はかわいいよ。




という訳で時間が来たので、続きはまた明日!