セカンドバッグ1つで引っ越しが出来る男 | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

父の日が近付くと毎度のことながら、兄と姉と会議が始まる。

何をあげたらいいのか…?

母の日はカーネーションという鉄板ネタがあるが、父の日って定着したコレってものがないよね。

で、まぁ、それこそ昔は服とかネクタイとかベルトネクタイピンとか水虫になりにくい靴下とか、まぁなんやいろいろあげてたけどその辺は日常的に使うものだけど、ちょっと変わったものを上げると使わないと言うね。

健康のことを考えて青汁とか電子タバコとかあげたけどさ。

じゃあ、食べ物でいいかぁ、とお取り寄せ的なものにするけど、親父は外で結構良いものを食べることが多いようで、それくらいのレベルのモノは大体食べてると言うね。
親父と外食すると、大体ケチをつけます。
「焼き鳥屋は皮を食べたら大体わかる」とか言って、皮を一口食べて「ここはアカンなぁ。」とか。
お茶漬けが有名な居酒屋に行ったときも「これくらいのお茶漬けくらい他でもあるなぁ」とか。
それをわりとフツーのトーンの声で言ったりするような人な訳です。

で、じゃあ何か物をあげようかと言うわけなんですが、子供たちが子供の頃から頭を悩ますのがそこ。
親父には趣味がない。
せいぜいパチンコとテレビでやってる野球と洋画を見るくらい。
洋画を見ると言っても映画館に行ったり、DVD借りたりはしない。
数年前に珍しく24にハマって自らの意志でTSUTAYAでDVDを借りたことがあるくらい。
たぶん初めてかも…?

家には親父の私物がほぼないんです。
仕事用のスーツ類とか鞄とか、あとは私服はあるが、ほぼ全てオカンが買ったものである。
ゴルフセットはあるけど、接待で使うだけなんで、自分からはゴルフをしたりはしない。
ホントに私物がない。
半畳ほどのクローゼットに親父の私物が全て収まってます。

セカンドバッグ1つで引っ越しが出来る父なのです。

さて、今年はなにをあげようか…