専業主婦って何して良いか分かりません。こんにちは、麻希です。
先日の公演後、ハードスケジュールで色々やっていたら、無理がたたり、お仕事を辞めて扶養される日々です。
特に何もしていません。
ダーツの腕を磨いている意外は、映画の撮影をしています。
残すところあと2回?3回?何だかんだで進んでいます。
今回の撮影は脚本を担当し、監督を古くからの役者仲間に託して行っています。
初めて自分の書いたものが作品になり、何だか不思議な気分です。
内容は、第一稿をかずさんに見せた時は『トレンディドラマ』って言われましたね。
もっと酷評したかったと思うけど、気を遣ってもらったような気もします。
ストーリーにメッセージ性はなく、こういう女の人達がいますよってのを見せたい映画でした。
その後推敲を重ねること4回。何とか形になってクランクインした次第です。
話の大筋はそのままなので、トレンディドラマ風なのは変わらないのですけど。
自主映画を何年もやってきて、感じたことは男性の監督が多くて、良いも悪くも女性の描き方が男性目線。
どこかステレオタイプの人物が多くて、女性ってそんな単純じゃないんだけどなぁと思ったのがそもそものスタート。
ついでに言えば、何となく男性が好きなアクションものとか任侠風のとか多くて、自分の好みの映画が少ない。
と言う訳で、ダメな女性のただの日常を撮っている、文章にするととーてーもつまらなそうな内容になっています。
でも、監督が面白いから撮ろうと言ってくれたので、ひとまず今回はスタートし、きちんと仕上げることを目標にやっています。
今回が監督初の友人は、とても頑張ってくれています。
念入りなロケハンにカメラテスト。カット割りもきちんと絵コンテでイメージを膨らませてくれてます。
自分が頭の中で描いているイメージを損なうことなく、綺麗な絵に仕上げてくれるのは非常にありがたいこと。
信頼して任せて良かったなぁと思っています。
ついでに、机上の文章が動きを持って形になって行くこと、とても不思議だし楽しく思っています。
小雪舞い散る中、春服の撮影だったり、冷え過ぎて足指が紫色になったりして、クソーきついぜ。
誰だよ、こんな無茶書いた奴!死ね!!と思ったりしながらの撮影だったけど、残り少なくなると何だか寂しくなってます。
よく自主映画関係の人に『映画と舞台どっち好き?』と言われるけれど、私には選べません。
映画と舞台の芝居は全然違って、寿司と焼肉みたいなものです。
撮り直しができる映画は、NG出しても大丈夫だけど気持ちを続かせるのが難しい。
舞台は臨場感命。気持ちは続くけど、消耗感も半端ない。でも、あの達成感は生ものならでは。
せっかくだから、機会があれば役者ならどちらも経験してみたら良いと思います。
私もこれが終わったら、最初で最後にならないようにきっとまた書いて、形にします。
映画も芝居の演技も下手くそだけど、きっとやって行きます。
それだけが唯一胸張って大好き!と言えることだから。何人もの人が私の芝居を好きじゃないと言っても、好きだと言ってくれる人を支えにまた頑張ります。
何だか話がそれたけど、そのうちマニンゲンの皆さまにもご出演頂ければと思います。
あ。去年のあのバタバタしていた頃に無理やり予定を組み入れて撮ったあの作品。
どうなったんでしょうか。
そのうち完成を見たいなぁと思いますよ。