また読んでます。 | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

1台しかない扇風機を寝室に持っていかれたため、無風エアコンなしでブログ書いてます。

こんばんは、麻希です。暑いです。べたべたします。


またもや、最近読んだ本の感想書きます。

江戸君、ちゃんと読んで下さいね。


『神様のカルテ』 夏川草介

長野で働く朴訥な医者の話。医療系好きです。個人的に。知らない世界だし、緊迫感があるし。

でも、これは医療系サスペンスではなく、医療系ハートフルドラマ。泣かせ方も良い。映画化されるそうです。

嵐の桜井君主演で。ちょっと雰囲気が違うんだよなぁ・・・。話自体は良くできています。82点


『王妃の館』 浅田次郎

久しぶりに読みました。この人の本。鉄道員で泣かされ、壬生義士伝でこの人はこれ以上は新境地の開拓はないだろうなぁと勝手に思っており、ちょっと敬遠してましたが、設定が良かった。それでもって力任せの大団円も爽快でした。これだけうまいこと人生回ったら楽しいよなと思います。上下巻なので、ボリュームある読書が希望の方におすすめ。 78点。


『本日は大安なり』 辻村深月

前回の紹介にも出したこの人。題名からして、結婚式間近な私が手に取っちゃったのも分かる気がする内容ですが、こちらの方が前回のよりもライト。章ごとに語り手が変わって、ラストに伏線をまとめるのが上手なこの人らしい展開です。また、ずっと読んでる人にはお馴染のあの本の登場人物がチラリと登場も、ファンには醍醐味。(伊坂幸太郎もやってるね)ってか、私、ファンなのか。ファンなんだろうなぁ。何と言うか、応援してます。

でも初期作品には及ばず、73点


『謎解きはディナーのあとで』 

本屋大賞だか、このミステリーがすごいだかの賞を受賞したとか言う本。はっきり言って久しぶりの失敗読書。

もう、すすめたやつは本屋やめちゃえよ!!と本気で思った。設定が荒唐無稽な上、全然活かされていない。

わざわざその設定した意味も分からない。短編で殺人事件を解決していくんだけどさぁ、殺人事件て動機とかのが重要じゃない?人一人殺すエネルギーよ??でも、そんなことには一切触れず仮定と憶測で刑事でも何でもないやつが(主人公の刑事の執事だとさ)、謎解きをして、はい、終了。

容疑者が動機を語りそうになると「その話長い?だったら取調室で」と語らせずに章終了。次の章では事件が解決していると言うびっくりな展開。て言うか、その界隈だけでそんなにポンポン殺人事件起きません!!

20代前半の若い奴が書いてるだろうとプロフを見たら、10個も上の人が書いていて、尚、驚いた。


ま、才能ない人はいくつになっても才能ないもんね。でも、本出してるだけ、ある意味成功しているのだろうけど。


って言うか、本当に読んだ時間を返してほしかった作品。読書初心者はとりあえず読んでも良いのかも。

要するにあっけないので。 32点



『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん

この人の本初読みでした。こちらも映画化されますね。ジャニとかイケメンを使わずストーリーでちゃんと勝負っぽい配役だったような気がするけど。便利屋ってストーリーにしやすそうですよね。色々なことに遭遇して。

脇役の設定も何か面白くて、誰がこの役やるのかなぁと想像しながら読むのも楽しかった。

派手ではないが、しっとり読めます。でも男子は嫌いかも、こういうの 76点


『ふがいない僕は、青空を見た』

女性が書いた女性向けR-18本賞の大賞だかの作品とその後を収めた本。

大賞とった作品は、勢いだけですね。って言うか、この手の賞取る本て、何だかエロティックさがなく、どちらかと言えば、下品に偏り気味な気がする。下品のが人は興奮するのか?

その後のストーリーではR-18要素は少しずつ影をひそめ、良い感じになります。読後はやっぱり希望とかそういうのが仄かでも見えるのが好きな私には、何だかラストとか良かったです。エロは向いてないと思いました。

ま、好みの問題かな 70点


以上です。作家名が書いてないのは、人に借りて、もう返しちゃったから。

また買おうと思うほどではなかったので、覚えてもいません。


借りといて何だが、私は本だけは目肥えてるんじゃね?と思いました。

以上、エンドロールの作り方前半でつまずいている、麻希でした。


間に合わないかも~!!アハハ