エンヴィー



$鋼の錬金術師 マニアックな話w



「嫉妬」の名を持つホムンクルス。

4番目に造られ、左脚の太股にウロボロスの紋章を持つ。


中性的な顔立ちに小柄な体格をしている。

デザインは上半身は男性的、下半身は女性的だが、

性別は不明。そのためか、一人称は男性的な
「俺、僕」や女性的な「私」でもなく「このエンヴィー」
という独自の言い回しをする。


感情豊かで饒舌、一見するとひょうきんな性格だが、
本性はラストから「仲間内で一番えげつない」と評されるほど残忍で狡猾。

「お父様」の計画のため、
後述する変身能力を生かして様々な事件・出来事の裏で暗躍している。


人間への侮蔑の念が強いホムンクルス達の中でも
特にその傾向が強く、人間をとことん見下している。


「お父様」には忠実だが、計画の範囲内であれば、
より非道な演出も行い人間を嘲笑う。


一方で自分が見下されることには敏感で、
些細なことでもすぐに逆上し冷静さを失うなど
思慮の足りない面も見られる。


特に本来の姿にコンプレックスを抱いており、
醜さを指摘されることを嫌う。


その本質は、自分らより劣るはずの人間が
(精神的に)強いことへの嫉妬であった。


ホムンクルスとしての固有能力は、
外見を自在に変えられること。


人間や動物のみならず武器などの無生物にも変身したり、
身体の一部分だけを変化させたりすることも可能。

一方で、変身は自身の視覚情報を頼りにして行うので、
変身後の姿にミスが生じることもある。普段の姿も変身した姿である。


本来の姿は「賢者の石」を構成するクセルクセス人が
全身から表出した四本腕・四本足の巨大なトカゲに
似た醜悪な容姿の化物。この姿を嫌ってはいるが、
戦闘力は高く、戦闘で劣勢に陥った場合にはこの姿に戻る。


また、核となる「賢者の石」を破壊された場合には、
人間の拳程度の大きさの脊椎動物の胚のような姿の本体となる。


この姿では基本的に何もできないが、
噛み付いて相手をコントロールしたり、
「賢者の石」を吸収することで元の姿
に戻るといったことは可能。


その変身能力により、
イシュヴァールの内乱や
リオールの暴動などを引き起こす。


また、物語序盤においては、
計画に気付いたヒューズを射殺する。


以後も、計画遂行のために暗躍し、
ラストの死亡後は彼女に代わって
実行隊長的な役割を務める。


しかし、自分達の下から逃げ出した
マルコーを追って北方へ赴いたおり
、彼やアルフォンス、メイ達の反撃を受け、
マルコーに核である「賢者の石」を
破壊されて非力な本体の状態となってしまった。



そのまま戦利品としてメイにより
シンに持ち帰られるところを、
彼女を上手く唆して「約束の日」に
セントラルへ帰り着き、
人形兵の「賢者の石」を吸収して
元の姿で復活することに成功する。


その直後、「お父様」のアジトへ乗り込んできた
エドワードの一行と遭遇し、
マスタング及びホークアイの二人を相手に戦うことになる。


その際、自分がヒューズを殺したことを
明かしたためマスタングの逆鱗に触れ、
焔の錬金術による猛烈な攻撃を受け窮地に陥る。


本来の巨大なトカゲの姿に戻る、
親友であるヒューズの姿での不意討ち、
マスタングに化けてホークアイを狙う等、
人間の弱さにつけこむ戦法で劣勢を挽回しようとするが、
復讐に燃えるマスタングには全く歯が立たず、
彼の猛攻により「賢者の石」を使い果たし
再び本体に戻ってしまった。


それでも執念深く得意の口車で相討ちを狙うも
既に憎しみを捨てていたエドワード等には通用せず、
最期はエドワードに「人間への嫉妬」という自己の本質を理解され、
屈辱から自ら核である「賢者の石」を潰し自害した。






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