第三の手紙:
直感は、自分を導く
ナビゲーションシステム

『大富豪からの手紙』の

第三の手紙に書かれている
テーマは、「直感」。

 

正直に言うと、
私はこの“直感”という感覚を
長い間受け入れられなかったの。
だって、私は自分で説明できない
抽象的なことや
スピリチュアルに基づく話を
なかなか信じられない
タイプだったから。
 
「直感なんて、ただの妄想や勘
でしょ?」そう思っていた私が
この本に出会って、
少しずつ“直感”を
信じられるようになったの。
今回はその過程と、
直感の具体的な見つけ方・使い方
について書いていくわね。

 


ずっと妄想と勘違いしていた「直感」

この本では、直感を

「心や体からの

ナビゲーションシステム」だと

説明しているの。

 

たとえば…

  • ワクワクする

  • ゾクっとする

  • 体が熱くなる

  • 楽しくなってくる

 

こんな感覚が、
直感のサインなんですって。
 
自分が進むべき方向にいるとき、
人は自然と高揚感を感じる
らしいの。

 

 

この説明を読んだとき、
私の脳裏に光が走ったわ。
 
思い当たることが
たくさんあったから。
 

 

人生の節目に、
ふと頭に浮かぶひらめき。
 
 
まるで映画の主人公のように
自分が行動している光景が見えて、ワクワクしてくる。
 
でも私はずっとそれを
「妄想」に過ぎないと
思っていたのよね。

 


 直感・妄想・勘の違い

では、直感と妄想はどう違うのか?

 

この本を読んで

私はこう整理したわ。

 

  • 直感は、
    自分で選んだというより
    情報を受け取ったときに
    心や体が自然に反応して
    湧き上がる感覚。

    そして、「未来の具体的な行動イメージ」が伴っているわ。
     

  • 妄想は、受け取った情報を
    もとに、自分の都合のいいようにイメージを組み立てるもの。

    現実の行動には
    結びつかないことが多いの。
     

 

直感によるひらめきって、
どこか“静かな確信”があって
腑に落ちるのよね。
 
一方で妄想は、テンションは高い
けど行動に変えるのが難しい。
 

 

また、との違いも
本で語られていたわ。

  • は、一瞬だけ心に浮かぶ感覚で、感情に訴えてこない。
     

  • 直感は、ワクワクと確信が
    混ざったような、
    深くしっくりくる感じ。


この違いを認識してから、
私は「妄想」だと思っていたもの

の中に、自分の“直感”がたくさん
隠れていたことに気づいたの。


■ 私の直感の受け取り方

 

本にも書かれていたけれど、
直感って人それぞれの
「受け取り方」があるの。
 
私の場合、それは“視覚と聴覚に
訴えるイメージ”。
 

 

 

 

 

 

思い浮かぶのは映像と音。
 
妄想と勘違いしやすいけれど、
そのあとに実際にワクワクして
行動し、現実に変わっていった
出来事が多くあるの。
 

 

 

直感は、まず“気づく”ことから。
 
だから私は、直感で浮かんだ
イメージをすべてノートに
言語化するようにしたの。

 

そうするうちに、

自分なりの受け取りパターンが

わかってきて、

今では理性がなくても

直感で決断できるようになったわ。

 


心と直感に従う勇気を持つ

 

『大富豪からの手紙』には、

スティーブ・ジョブズの言葉も

引用されていたわ。

「心と直感に従う勇気を持て。」

直感からの決断が正しかったか

どうかよりも、大切なのは

「選んだあとに全力を尽くすこと」なんですって。

 

私は
直感に従わなかった失敗経験と
従って成功した経験
どちらもあるの。
 
だからこそ
心と直感に従うことの大切さを
身にしみて感じているの。
 

 


直感を無視して失敗した経験

 

 
とある友人との関係。
 
最初は毎日のように一緒にいて、
楽しい時間を過ごしていたけれど、だんだん圧迫感を感じるように
なっていったの。
 

 

 

彼女は神経質で、
私が彼女より先に待ち合わせ場所
にいないと不機嫌。
 
ちょっとした天候の変化や
混雑で機嫌を損ね、
会話は誰かの悪口ばかり。
 
 
その誰かが日によって変わるから、いつか私も同じように
言われるんじゃないか…って、
彼女を怒らせないように
気を張っていたわ。
 

 

今思えば、圧迫感を感じた時点で、直感は「離れるべき」と

叫んでいたのに、

私はその声を無視してしまった。

 

 

結果、彼女から紹介された恋人と
別れたとき、自然と彼女とも
疎遠になった。
 
ようやく私は、解放されたの。

 


直感に従って成功した経験

 

音楽の道に進むと決めたとき、
それはまさに「直感の決断」
だったわ。
 
進路に迷っていたとき、
ふと小学生の時の担任の先生が
「君は音楽家になりそうだね」
と言っていたことを思い出したの。
 
 
そこから一気にイメージが湧いた。
 
音大に入って、憧れの先生に
習って、コンクールで賞を取って、オーケストラに入る…。
 
 
そのビジョンはどこか
未来の記憶のように鮮明で、
ワクワクが止まらなかったの。
 
じゃあ、どうする?
 
専門の先生に習おう。
 
そう決めたのも、
直感に導かれるような
自然な流れだったわ。
 

 

その後、本当に良い先生に

出会えて、無事に音大に合格し、

今の音楽家の私がいるの。


直感は、人生の舵をとる力

 

人生の無駄な時間って、
「何も決めない時間」だと
私は思っているの。
 
だからこそ、決断のためのツール
として直感を活用するのがいい。

 

そのために必要なのは、

  1. 自分の直感がどうやって
    やってくるかを認識すること

  2. それを信じてみる
    勇気を持つこと

 

私は理屈っぽい性格だから、
最初は感覚だけに頼るのが
どうしても怖かった。
 
でも、直感を感じたときに
何が見えたか、何が聞こえたかを
言語化するようにしたら、
自分のパターンが見えてきたの。
 

 

今では、感覚に従っても

不安にならず、即決できるように

なってきたわ。

 

直感がまだ信じられないという

方は、ぜひ「まずは認識する」

「書き出してみる」ところから

始めてみてね。

 

私のブログでは、

読んできた本から得た気づきや、

人生のヒントを発信しているわ。


また、ぜひ覗いてみてね。