VOL396: 


● 映画

先週からまた映画を観はじめている。

”Green gate” はカズさんの予告どおり、いつものMat damon 節が
効いていてとても安心してみていられた。


今週はというと Dansel Washington の ”Book of Eli”を昨日観た。
多分北野タケシの ”座頭一”に影響されてるようなエンディングで
なかなかおもしろかった。


そして今晩は ”I love you philip morris " JIM CARRY のコメディ
だけどちょっとシリアスだ。
実話にもとづいたストーリーだということで、アメリカの詐欺師って
すごいね、という感想になる。
JIM carryと助演の男優の演技が優れているのだ。


この3本の中でどれを選ぶかといわれれば ”I love you Phillip.."
だ。

ちなみにCITIBANKの1500ペソ以上のレシートを持っていくと
チケット代100ペソ相当の割引になる。

チケット一枚につき200ペソまで使えるから、僕はいつもこれで見ている。

今回はレシートの発行日から30日以内しか使えないからハイペースで
みるしかない。

どうもこのプロモは好評なのでしばらく続くみたいだ。



1500ペソ分カードを使って100ペソ還元だから、考えてみれば
7%の値引きをもらっているようなもんですごい割合だ。




そんなこんなで前々回予告したように肉体改造計画がスタート
しているので、土曜、日曜と続けてWork outだ。

それも体の筋肉の部分部分を集中して限界まで追い込んでいる。

昨晩は走りこんだあと、体の裏側の筋肉を意識したエクササイズ、
今日はどちらかというと胸の前の方と腕のわきの後ろ側とかを意識する。

なんだかしらないが、今日は日曜のくせしてGYMの終わる30分
くらい前になってもわりと人が沢山いて、妙にみんな精をだして
やっている風だった。

もしかしてみんな自分と同じような休み中の目標をたててるんじゃ
ないだろうな。



そして昨日は韓国料理で豚を食べ、今日は昼から鶏を一羽オーブンで
ローストした。
たんぱく質を毎日積極的に取っていこうとしている。


思いっきり体を動かして、それで遅くまで映画をみていると筋肉の
程よい疲れで体がだるくなってくるのがわかる。

しかし家に帰ってもまだやることがある犬の散歩だ。

もうホントは歩きたくないのだが、これだけは仕方ない。
犬も外にでないとストレスがたまるだろうから、どうしても外に
でるのがつらいときは放し飼い状態にしてしばらく部屋の中でボールや
おもちゃを投げ遊んでやる。


今もこうやってキーボードをタイプしていると肩の筋肉がぼーっとして
いるのがよくわかる。


● TEAについて、


しばらく前から僕は家の中でコーヒーをのまない人になった。

コーヒーは外で5杯くらい飲むから、家に帰ったときはTEAだ。

今はどういう種類の葉が自分にあっているか模索中だから、4種類くらいを
毎日とっかえひっかえ飲んでいる。

一番いいなと思ったのはSeatle's best cafe で買った缶入りの
ストロベリーTEA。

他にCoffee beans で買った缶入りのストロベリーティーとか、スーパーで買った
トワイニングのピーチマンゴとか、あるけど。

問題は夜2杯飲むとなかなか寝れなくなることだ。

コーヒーよりもTEAの方が自分にあっているというのに段々
気がついてきた。

店で飲むTEAについては、Cafe Beans はTEAが
Starbacksよりも充実している感じだが、STBKSが
おき始めたTEAもなかなかいい。

ただTEA LATTEというのがあってそれはかなり砂糖が
入っているというのが気にくわない。

僕はたっぷりミルクを入れるのが好きだが、ミルクの甘さだけが
ほんのりと浮き上がるほうがTEA本来の味を楽しめる。







● Tough love

ケーブルTVを見ていると殆どがアメリカからの番組だが、僕が今一番
気に入っているのが ”Tough love”という今はやりの
リアリティショーだ。

内容は America's top model やChefやUFCのファイターと
同じでだんだんしごかれて勝ち残っていくというパターンで、
何人かの恋愛ができない女たちが一つ屋根の家に住み、America's No.1
マッチメーカーのスティーブのコーチのもとで毎回恋愛の手ほどきを
受けながらデートを重ね、最後に自分の本当の望む恋人を見つける
というショーだ。

この手のものは半分やらせというような側面もあるが、登場人物は
それぞれクセのある人達で、当然本人たち同士のけんかや葛藤などがあって、
それがまた見ていると面白い。

僕がなぜこのショーが好きかといえばコーチのスティーブの
コミュニケーション能力の巧みさに感銘を受けるからだ。


当たり前だが人になにかをコーチする人は、される立場の人から尊敬されなければ
いけない。

個性の強い生徒たちはコーチから自分の悪い点を指摘されることに反発するが、
見ているうちに適切な指導の下、だんだんと素直に彼の言うことを聞くように
なっていくとこがやはりプロは違うな、と思わせるところだ。

なにがすごいのかといえば、まずはコーチの真摯なところだろう。
そして的確な助言と生徒一人一人を尊重すること、それによって信頼を得ていく。

アメリカの番組をみていて一環して感じるのは、ファッションMake over
という番組とか、なんとかMake overというのが多い。

それはようするに体でも家でもファッションでもなんでもまず整形でもして
自分の人生を一から変えていこう、というあくまでもポジティブな考えだ。

つまり人生は何度でもやり直せる。そのためにはまず外見でも考え方でも、
それ専門のコーチの指示にしたがって変えていこうということだ。

Ophra's show でもMarth stewart のショーでもMake over系のショーでも
Doctor というショーでもお金なり、医者なりファッションアドバイザーの
力をつかって無理やりでもイメージを変える事ができるというのをみていると、
そこにでているのは貧しいクラスの人達だということにすぐ気がつく。

他人やTV局からお金をだしてもらって、家を作り変えてもらう、とか
奨学金をもらったりとか、整形したりとかをTVで流しちゃうのは
なんか直接すぎて僕的にはなじまないが、それはそれでいいんだろう。

お金がまわりはじめれば人生のすべてがうまくいくという考えだな。

逆にお金がなくなると全てがうまくいかなくなる、という真実も表している。

実際にその人の考え方まで立ち入らずに金銭的なところだけ変えて、
その後の個人の生活がどのようにポジティブに変わっていくのか
その効果を一度TVで見せてほしいもんだ。

新築の素晴らしい家を建て替えてもらった家族は喜びのあまり大体泣くんだけど、
それはフィリピンの昼の番組で貧しそうな人たちが、TVに出れるのと、
ゲームの賞金でお金がもらえて興奮しているとあんまり変わらないんじゃないかと
思ったりもする。

アメリカのトラディションとして人生は変えることができる、
という信念をそうこうしてTV番組の中で確認するのは僕は
ポジティブでいいと思う。

日本人的な僕にはそういったことにはややネガティブだ。
僕も運命論的な感じ方があってそういう変化を積極的に探そうとしない口だ。

あーあー、もう一つ好きな番組は UFCなんだけど。

それはまた今度。