グローバリゼーションからローカリゼーションへ | マニラではたらく社長のブログ

グローバリゼーションからローカリゼーションへ

大手メーカーが続々と国内回帰を始めていますね。本体だけではなく、部品メーカーなどの関連会社も追従してくるだろうから、地方での雇用促進にもなるし、失業率も下がるだろうし、いいことだと思う。





この円安では、当然の措置だと思うけど、色々な意味で国内回帰を実現してほしい。

円高が進行し、コスト削減のために中国やアジアに打って出た時代が変わろうとしている。

日系企業の海外進出に伴い、国も企業も教育機関も、こぞってグローバリゼーションを叫んでいたけど、もう一度日本国内の産業、労働力、品質を見直し、円安とクオリティの高さを有効活用して、海外諸国と勝負してほしいものですね。

日本国内のローカリゼーションを再度見直していく時なのではないかと思うわけです。

海外には確かに日本国内では得られないチャンスを掴める可能性はある。でも、やはり日本の製品や日本のサービスはずば抜けて素晴らしい。スタンダードな品質が海外とは比べの物にならないくらいずば抜けていると思うので、まだまだ競争力はあるはず。

市場としても、決して消費型の市場ではないけれど、まだまだ捨てたものでははない。とはいえ、人口も労働力も減り、高齢化も進むわけなので、やはり海外をみていかないといけないと思うけど、日本の力を再度世界に見せつけてほしいものです。

ずっと海外でやってきたけど、自分自身としてももう一度日本でやってみたいなと思っています。