オンライン英会話事業風景 | マニラではたらく社長のブログ

オンライン英会話事業風景

元々マカティでやっていた英会話のコールセンター業務の拠点をオルティガスに移動させた。





普通の業務用デスクでやっていた時とは違い、講師毎にちゃんと仕切りもあり、いかにもコールセンター業務という感じになって、社員達も大分やり易くなったと思う。







それよりも、なによりも・・・





この移転によりインフラ面が大幅に改善されたのがなによりのメリットだ。



特にここ最近の電力不足による停電やネットワークの断絶、インターネットの不具合などは、アウトソーシングビジネス、BPOビジネスには死活問題だからね。



なので、自家発電、バックアップ電源などの停電対策を施したインテリジェントビルでの展開は不可欠だ。



マカティは家賃が高いから、いいビルに入るとものすごく賃料が上がる。なので、安いビルに落ち着いたわけだけど、安いだけあって、電気やネットなどのインフラ面となると極めて貧弱。



その点いいビルは安心だ。停電になっても即座に自家発電に切り替わるし、空調などを含めてちゃんと電力が保証される。



費用対効果の兼ね合いだけど、お客様あってのビジネスなだけに、しかもそのお客が海外であるが故に、「停電で~」とか、「台風で~」などといって、フィリピンの事情で言い訳してもダメで、ある程度しっかりしたインフラを整備することは大変重要だ。





それにしても、フィリピンのデータ通信の回線費用はもう少し何とかならないのかね。



一般家庭やスモールオフィス向けのDSL回線はまだしも、光などを含めた専用線なんかを敷いたらとんでもない額になる。



大した品質でもなく、メチャ速いわけでもないのだけれど、とにかく高い。速度と費用を単純に日本と比較したら、その費用対効果は1/1000くらい。



それでも、数年前に比べれば相当マシだけど。



困ったものです。





折角良い場所に拠点を持ったので、コールセンター系、BPO系の仕事は出来るだけ伸ばしていきたい。



フィリピンの成長産業であり、今後は基幹産業の一つになるはずだから。





ただ、離職率が高く、定着率の悪い業界だから、一生懸命トレーニングしたはいいけど、スキルアップしたらポンと辞めてしまう。



なので、如何にして魅力的なキャリアパスを見せていくかビックリマーク



そういった仕組みづくりがポイントになるな。