信頼から生まれるビジネス | マニラではたらく社長のブログ

信頼から生まれるビジネス

東京でのモロモロのミーティングの中、最近は、相手の会社が大きくても、同年代の社長や幹部社員が多くなってきた。下手したら年下ということもたまにある。

つまり昭和40年代生まれの人達ということになるが、やはり、年齢が近いと価値観や、モノの考え方、話のテンポなどがすごく近くなるような気がする。

これまでは一回りも、二回りも年上の人がお客だったこともあるから余計にそう感じるのかな・・・

いつも感じることなのだが、同世代の人とビジネスの話をするときは双方ともにストレートな話が出来る(と私は少なくともそう感じている)。

飾ることも、腹の裏を探ることもなく、正直ベースで商談が出来る。これはすごく大事なこと。

外国にいるから、外国人と話す機会が多く、また特に前の会社でサラリーマンをしていた時は、欧米人とも商談をすることも多かったのだが、外国人が日本人を見る時は、総評的に「日本人は何を考えているか分からない」という意見を何度も聞いたことがある。

色々な書物などを読んでいても、「日本人は駆け引き上手」とか「日本人は三度値下げする」などと書かれているケースも多々あったが、最早そんな時代ではないですよね。

「自分の会社は○○が長所です。でも、XXはまだまだ未熟なので、その部分を補えるような提携を結んでいきましょう」

という感じで、両者の長所・短所をさらけ出すことによって、双方の会社にとって相乗効果のあるようなビジネスモデルを協議することが出来るわけだ。

相乗効果の得られるようなビジネスモデルを構築するためには、自社の利益ばかりではなく、相手の会社のメリットもきちんと考えられるような「信頼関係」がなにより大事だ。互いの信頼関係の中から次々と新しいビジネスモデル、ビジネスチャンスが生まれてくるもの。


こういった提携関係には会社の大小は関係ない。浪花節的だが、「人と人」とのつながりが大事。

大きな市場で勝負していくには、持ちつ持たれつで長くつきあえるパートナー会社との提携が不可欠で、そういった信頼関係は、今日・明日構築できるわけではないと思うが、最初に話した印象でも、「あ、この人とならやっていけそう」というのはすぐに分かりますよね。



お互いの「信頼から生まれるビジネス」

もっともっと大きな可能性として繋げていきたいものだ。